福岡市文学館(福岡市総合図書館)完全ガイド!無料入館・アクセス

福岡市早良区にある福岡市総合図書館。

その一角にある「文学・歴史資料室」、通称「福岡市文学館」は、福岡ゆかりの文学者たちの貴重な資料に触れられる場所ですよね。

実は、この福岡市文学館(文学・歴史資料室)は誰でも無料で利用できるんです! この記事では、福岡市文学館の無料情報や、企画展示、開館時間、アクセス方法などを詳しくご紹介します。お得に、そして深く福岡の文学に触れてみませんか?

福岡市文学館の料金

【要点】

福岡市文学館(文学・歴史資料室)への入室、および常設展示の観覧は無料です。ただし、特別に開催される企画展示などによっては、別途観覧料が必要になる場合があります。

福岡市文学館は、福岡市総合図書館の施設の一部であり、基本的には図書館サービスの一環として無料で公開されています。

区分 文学・歴史資料室 入室料
すべての方 無料

常設展示や資料の閲覧に追加料金はかかりません。誰でも気軽に福岡の文学や歴史に触れることができるのは、大きな魅力ですよね。

ただし、注意点として、文学館内で特別な企画展が開催される場合、その企画展の観覧には別途料金が設定されることがあります。 企画展の料金は、その都度、福岡市総合図書館の公式サイトなどで告知されますので、特定の展示を見たい場合は事前に確認するようにしましょう。

福岡市文学館で使える割引券・クーポン

【要点】

福岡市文学館(文学・歴史資料室)の常設展示は元々無料のため、割引券やクーポン、JAF割引、アソビュー等の外部サービスによる割引はありません。有料の企画展示が開催される場合、シニア割引や障がい者割引などが適用される可能性があります。

福岡市文学館の常設展示エリアは無料で利用できるため、一般的な意味での割引券やクーポンは存在しません。

  • JAF会員割引:なし
  • アソビュー!や他のチケットサイトでの割引販売:なし
  • コンビニでの前売り割引:なし
  • 各種会員優待(ベネフィット・ステーション、駅探バリューDaysなど):なし
  • 団体割引(常設展示):なし(元々無料のため)

有料の企画展示が開催される場合には、以下のような割引が適用される可能性があります。

  • 前売り券:開催前に購入すると当日券より安くなる場合があります。
  • シニア割引:65歳以上の方は割引料金または無料になる場合があります(要証明書)。
  • 障がい者割引:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などの提示で、本人及び介護者1名が割引または無料になる場合があります。ミライロIDも利用可能な場合が多いです。
  • 団体割引:一定人数以上で観覧する場合、割引が適用されることがあります。

これらの割引の有無や内容は、企画展示ごとに異なります。企画展示を観覧したい場合は、必ず事前に福岡市総合図書館の公式サイトや展示の案内ページで詳細を確認してください。

福岡市文学館の開館時間・休館日

【要点】

開館時間は、火曜日から土曜日は午前10時から午後7時まで、日曜日・祝休日は午前10時から午後6時までです。休館日は毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)、毎月最終火曜日、年末年始(12月28日~1月4日)、図書整理期間です。

福岡市文学館(文学・歴史資料室)は、福岡市総合図書館と同じ開館時間・休館日です。

  • 開館時間:
    • 火曜日~土曜日:10:00~19:00
    • 日曜日・祝休日:10:00~18:00
  • 休館日:
    • 毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)
    • 毎月最終火曜日(図書整理日)
    • 年末年始(12月28日~1月4日)
    • 図書特別整理期間(不定)

月曜日が祝日だと開館し、翌日の火曜日が休館になります。 また、月末の火曜日も休館となる点に注意が必要です。図書特別整理期間は、年に1~2週間程度設けられることがあり、その期間は休館となります。

訪問前には、福岡市総合図書館の公式サイトにある開館カレンダーを確認するのが最も確実です。

福岡市文学館へのアクセス

【要点】

公共交通機関でのアクセスが便利です。地下鉄西新駅から徒歩約15分、または西鉄バス「福岡タワー(TNC放送会館前)」、「博物館北口」、「博物館南口」バス停から徒歩数分です。車の場合は、図書館併設の有料駐車場(221台)がありますが、混雑することがあります。

福岡市文学館がある福岡市総合図書館へのアクセス方法です。

公共交通機関でのアクセス

地下鉄やバスの利用が便利です。

  • 福岡市地下鉄空港線:「西新駅」下車、1番出口より徒歩約15分
  • 西鉄バス:
    • 「福岡タワー(TNC放送会館前)」バス停下車、徒歩約3分
    • 「博物館北口」バス停下車、徒歩約3分
    • 「博物館南口」バス停下車、徒歩約5分

天神や博多駅からは、福岡タワー行きのバス(西鉄バス)が多数運行されており、「福岡タワー」バス停で降りるのが分かりやすいでしょう。

車でのアクセス

福岡都市高速道路を利用する場合、「百道(ももち)ランプ」で降ります。

  • 駐車場:福岡市総合図書館 地下駐車場 221台
  • 駐車料金:最初の1時間まで無料、以降30分ごとに150円(※図書館利用者は割引あり)

図書館利用者は、最初の1時間無料に加え、さらに1時間無料(合計2時間無料)となる割引があります。 文学館利用もこれに該当すると思われますが、詳細はカウンターでご確認ください。駐車券を忘れずに館内に持っていきましょう。

ただし、週末やイベント開催時などは駐車場が混雑することがありますので、時間に余裕を持つか、公共交通機関の利用をおすすめします。

体験談:僕が福岡市文学館で触れた文学の世界

先日、福岡市総合図書館に行った際に、初めて「文学・歴史資料室」(福岡市文学館)に立ち寄ってみました。

図書館の2階、少し奥まった場所にあり、静かで落ち着いた雰囲気。何より驚いたのは、これだけの施設が無料だということです。

中に入ると、まず福岡ゆかりの作家たちの大きな肖像写真が迎えてくれます。森鷗外、夢野久作、火野葦平など、名前は知っていても、福岡とこれほど深い関わりがあったとは知りませんでした。

展示ケースには、作家たちの直筆原稿や書簡、愛用品などが並べられています。特に、夢野久作の奇抜な発想が垣間見える資料や、火野葦平の戦時中の手記などは、非常に興味深かったです。教科書だけでは分からない、作家たちの息遣いのようなものが感じられる気がしましたね。

閲覧コーナーには、福岡に関連する文学作品や研究書がずらりと並んでいて、自由に手に取って読むことができます。普段あまり触れることのない郷土文学の世界に、少しだけ足を踏み入れることができました。

僕が訪れた時は、特別な企画展は開催されていませんでしたが、常設展示だけでも十分に見ごたえがありました。静かな空間で、じっくりと資料と向き合えるのは、大きな図書館の中にある施設ならではの魅力かもしれません。

割引券やクーポンを探す必要もなく、ふらっと立ち寄れる手軽さも良いですね。図書館で本を借りるついでに、また足を運んでみたいと思いました。福岡の文学や歴史に興味がある方には、ぜひおすすめしたい穴場スポットです。

福岡市文学館に関するよくある質問

文学館だけの利用も可能ですか?

はい、可能です。福岡市総合図書館の入口から入り、2階の文学・歴史資料室へ直接向かうことができます。図書館全体の利用登録などは不要です。

資料の貸し出しはできますか?

文学・歴史資料室の資料は、貴重なものが多いため、原則として館内での閲覧のみとなります。貸し出しはできません。

写真撮影は可能ですか?

常設展示エリア内での写真撮影は、個人的な利用目的に限り許可されている場合がありますが、フラッシュ撮影や三脚の使用は禁止です。著作権やプライバシーに配慮し、他の利用者の迷惑にならないようにしましょう。企画展示などでは撮影が制限される場合があります。

飲食できるスペースはありますか?

文学・歴史資料室内での飲食は禁止されています。福岡市総合図書館内には、カフェや休憩スペースがありますので、そちらをご利用ください。

コピーサービスはありますか?

著作権法の範囲内で、資料の一部をコピーすることができます(有料)。カウンターで申し込みが必要です。資料の状態によってはコピーできない場合もあります。

福岡市文学館の割引券・クーポンのまとめ

今回は、福岡市文学館(文学・歴史資料室)についてご紹介しました。

常設展示は無料で観覧できるため、割引券やクーポンは基本的に不要です。 福岡にゆかりのある文学者たちの貴重な資料に、誰でも気軽に触れることができる素晴らしい施設ですね。

有料の企画展示が開催される場合は、シニア割引や障がい者割引などが適用される可能性がありますので、事前に公式サイトをチェックしましょう。

図書館に併設されているため、アクセスも便利です。福岡の文学や歴史に興味がある方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

お出かけ前には、福岡市総合図書館の公式サイトで開館日・時間をご確認くださいね。
>>福岡市総合図書館 公式サイトはこちら

福岡県内の他の観光スポットをお探しなら、福岡県の割引券・クーポンまとめページも参考にしてみてください。