大阪のシンボルとして、多くの観光客や地元の人々に親しまれている「大阪城公園」。
広大な敷地には、雄大な大阪城天守閣をはじめ、歴史的な建造物や豊かな自然が広がり、一日中楽しめる魅力的なスポットですよね。
実は、大阪城公園自体への入園は無料なんです! でも、天守閣や西の丸庭園などの有料施設をお得に利用できる割引券やクーポンがあるのをご存知でしたか?
この記事では、大阪城公園内の有料施設を賢くお得に楽しむための割引情報を徹底的にリサーチし、詳しくご紹介します。散策だけでなく、歴史体験もお得に満喫しましょう!
大阪城公園の通常料金(有料施設)
大阪城公園への入園自体は無料ですが、公園内の主要施設である「大阪城天守閣」と「西の丸庭園」は別途入館料が必要です。天守閣は大人600円、西の丸庭園は大人200円(季節により変動あり)です。中学生以下は無料の場合が多いです。
まず、大阪城公園は無料で散策できる広大な公園ですが、中心となる施設や一部エリアは有料となっています。主な有料施設の通常料金を確認しましょう。
| 施設名 | 区分 | 通常料金(税込) | 備考 | 
|---|---|---|---|
| 大阪城天守閣 | 大人 | 600円 | 中学生以下無料(要証明) | 
| 中学生以下 | 無料 | ||
| 西の丸庭園 (通常期間) | 大人(高校生以上) | 200円 | 中学生以下無料(要証明) 桜の開花時期などは料金変動あり | 
| 中学生以下 | 無料 | ||
| 大阪迎賓館 | – | – | 通常非公開(イベント時など特別公開あり) | 
| 重要文化財 大阪城の櫓 (特別公開時) | 大人 | 800円~ | 公開内容により変動 中学生以下無料の場合あり | 
※上記以外にも、期間限定のイベントなどで別途料金が必要になる場合があります。
天守閣と西の丸庭園だけでも大人800円。これらの施設をお得に利用できる方法を探っていきましょう。
大阪城公園(有料施設)で使える割引券・クーポン
大阪城天守閣や西の丸庭園などの有料施設は、「大阪楽遊パス」や「大阪周遊パス」を利用すると無料または割引で入場できます。大阪水上バスとのセット券もお得です。障がい者割引もありますが、JAF等の一般的な会員優待は少ない傾向にあります。
大阪城公園内の有料施設、特に人気の大阪城天守閣や西の丸庭園をお得に利用できる割引方法をご紹介します。
大阪楽遊パス・大阪周遊パス
大阪市内の観光スポットを複数巡る予定なら、「大阪楽遊パス」や「大阪周遊パス」が断然お得です!
- 大阪楽遊パス:QRコードを提示するだけで、大阪城天守閣を含む約30ヶ所の観光スポットが無料になるパスです(利用日限定)。1日券(2,800円)と2日券(3,600円)があります。Osaka Metro・大阪シティバス乗り放題付きのセットもあります。
- 大阪周遊パス:大阪城天守閣や西の丸庭園(通常期間)を含む約40ヶ所の施設が無料になり、Osaka Metro・大阪シティバスなどが乗り放題になるパスです。1日券(3,300円)と2日券(4,200円)があります(一部私鉄も利用可能な万博記念公園版もあり)。
大阪城天守閣(600円)と、例えば通天閣(900円)、梅田スカイビル空中庭園展望台(1,500円)の3ヶ所を巡るだけでも、大阪楽遊パス1日券(2,800円)なら元が取れてしまいますね。
これらのパスは、観光案内所やオンラインで購入できます。どちらのパスがお得かは、訪れたい施設や利用する交通機関によって変わるので、事前に公式サイトで比較検討しましょう。
セット券(大阪水上バス アクアライナーなど)
周辺の観光施設とのお得なセット券も販売されています。
- 大阪城・アクアライナーセット券:大阪城天守閣の入館券と、大阪水上バス「アクアライナー」の乗船券(大阪城港~淀屋橋港)がセットになったチケットです。別々に購入するよりもお得になります。
 区分 セット券料金 通常料金合計 お得額 大人 2,000円 2,200円 (天守閣600円 + 水上バス1,600円) 200円 
大阪城と水上からの景色を両方楽しみたい方におすすめです。アクアライナーの大阪城港のりばなどで購入できます。
障がい者割引
障がい者手帳をお持ちの方は、大阪城天守閣および西の丸庭園の入館料が無料になります。
対象となる手帳(身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳など)を提示してください。介護者については施設によって扱いが異なる場合があるので、事前に確認すると安心です。
WEBチケット(事前購入)
大阪城天守閣では、公式サイトや各種プレイガイド(ローチケ、セブンチケットなど)でWEBチケットを事前に購入できます。
料金は通常価格と同じで割引はありませんが、当日チケット購入窓口に並ぶ必要がなく、スムーズに入館できるメリットがあります。
特に混雑が予想される時期には、時間の節約になるので事前購入がおすすめです。
JAF・会員優待サービス
残念ながら、僕が調べた限りでは、大阪城天守閣や西の丸庭園で常時利用できるJAF会員割引や、主要な福利厚生サービス(ベネフィット・ステーションなど)の割引は見当たりませんでした。
ただし、期間限定のキャンペーンなどで割引が提供される可能性はあります。お出かけ前に、念のためJAFナビや各サービスの会員サイトを確認してみるのも良いかもしれません。
アソビュー!などの予約サイト
「アソビュー!」や「Klook(クルック)」などのレジャー予約サイトで、大阪城天守閣のチケットが販売されていることがあります。
これらのサイトでは、独自のポイントが付与されたり、稀に割引クーポンが配布されたりする場合がありますが、基本的には通常料金での販売が多いようです。
他の割引方法が見つからない場合に、ポイント還元などを考慮して利用を検討する、という位置づけが良いかもしれませんね。
【注意】金券ショップやフリマアプリでの購入
大阪城天守閣のチケットが金券ショップやフリマアプリで安く販売されているのを見かけることがあるかもしれません。
しかし、これらのチケットは正規の販売ルートではなく、有効期限切れや使用済み、偽造といったトラブルのリスクが伴います。
大阪城天守閣の公式サイトでも注意喚起されています。安心して楽しむためにも、チケットは公式サイトや正規の販売窓口で購入するようにしましょう。
大阪城公園の営業時間・休園日
大阪城公園自体は24時間開放されています。ただし、大阪城天守閣は午前9時から午後5時(最終入館午後4時30分)までで、年末年始(12月28日~1月1日)は休館です。西の丸庭園は午前9時から午後5時(時期により変動あり)、月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始が休園です。
大阪城公園の営業時間と、主要な有料施設の開館・休館(園)日についてまとめました。
- 大阪城公園:24時間開放(休園日なし)
- 大阪城天守閣:
- 開館時間:9:00~17:00(最終入館 16:30)
- ※桜シーズン、GW、夏休み期間は開館時間延長あり
- 休館日:年末年始(12月28日~1月1日)
 
- 西の丸庭園:
- 開園時間:
- 3月~10月:9:00~17:00(最終入園 16:30)
- 11月~2月:9:00~16:30(最終入園 16:00)
- ※桜の開花時期は夜間延長あり(~21:00)
 
- 休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
 
- 開園時間:
※天守閣、西の丸庭園ともに、イベント開催などにより営業時間が変更される場合があります。訪れる前には必ず各施設の公式サイトで最新情報を確認してください。
大阪城公園へのアクセス
大阪城公園は複数の駅に囲まれており、電車でのアクセスが非常に便利です。JR環状線「大阪城公園駅」「森ノ宮駅」、Osaka Metro「谷町四丁目駅」「天満橋駅」「森ノ宮駅」「大阪ビジネスパーク駅」などが最寄り駅となります。車の場合は公園周辺に有料駐車場がありますが、混雑時は満車になることも多いです。
大阪城公園は広大なため、目的地によって最寄り駅が異なります。主なアクセス方法をご紹介します。
【電車でのアクセス】
目的地のエリアに合わせて、以下の駅を利用するのが便利です。
- 大手門・千貫櫓・多聞櫓方面(公園西側):
- Osaka Metro 谷町線・中央線「谷町四丁目」駅(1-B番、9番出口)
- Osaka Metro 谷町線・京阪本線「天満橋」駅(3番出口)
 
- 大阪城ホール・梅林・桃園方面(公園北東側):
- JR 環状線「大阪城公園」駅
- Osaka Metro 長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅(1番出口)
- 京阪本線「京橋」駅
 
- 大阪城音楽堂・噴水・市民の森方面(公園南東側):
- JR 環状線「森ノ宮」駅
- Osaka Metro 中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮」駅(1番、3-B番出口)
 
どの駅からも公園入口までは徒歩すぐですが、天守閣などの中心部まではさらに15分~20分ほど歩くことになります。
【車でのアクセス】
- 高速道路:阪神高速13号東大阪線「法円坂出口」または「森之宮出口」からすぐ。
- 駐車場:公園内に専用の有料駐車場が複数あります。
- 大阪城駐車場:約170台(普通車 1時間 400円)※公園南東部
- 森ノ宮駐車場:約90台(普通車 1時間 400円)※公園南東部
 
- その他:周辺にはコインパーキングも多数ありますが、料金体系は様々です。
土日祝やイベント開催時は、公園駐車場は早い時間に満車になることが多いです。公共交通機関の利用がおすすめです。
体験談:歴史と自然を満喫!僕の大阪城公園散策記
先日、天気の良い週末に、ふらっと大阪城公園へ散歩に行ってきました。
僕は森ノ宮駅から公園に入ることが多いですね。緑豊かな道を歩いていると、都会の喧騒を忘れさせてくれます。ジョギングしている人や、犬の散歩をしている人も多くて、市民の憩いの場なんだなあと改めて感じます。
今回は、せっかくなので大阪城天守閣に入ってみることにしました。僕は大阪在住なので、「大阪市民無料デー」のようなキャンペーンがないか少し期待しましたが、残念ながら見当たらず。ただ、以前購入した「大阪周遊パス」がまだ有効期間内だったのを思い出し、それを使って無料で入館できました!こういう時、パスを持っていると得した気分になりますね。
天守閣の中は、豊臣秀吉や大阪城の歴史に関する展示が充実していて、見ごたえがあります。特に、夏の陣のジオラマは迫力満点でした。最上階の展望台からの眺めは最高!大阪の街並みを360度見渡せて、まさに「天下を取った」気分を味わえます(笑)。
天守閣を出た後は、本丸広場でのんびり休憩。売店で買ったたこ焼きを食べながら、雄大な天守閣を眺める時間は格別です。外国人観光客の方も多く、様々な言語が飛び交っていて、国際的な観光地なんだなと実感しました。
西の丸庭園にも足を延ばしてみました。こちらも大阪周遊パスで無料。ちょうど梅の花が咲き始めていて、とても綺麗でしたね。桜の季節は有料(通常200円が350円に)になりますが、その価値はあると思います。広々とした芝生広場から見る天守閣もまた違った趣があります。
一つだけ残念だったのは、重要文化財の櫓の特別公開期間ではなかったことでしょうか。これはタイミングが合わないと見られないので、仕方ないですね。
公園自体は無料なので、散策だけでも十分楽しめますが、周遊パスなどをうまく使えば、有料施設もお得に満喫できるのが大阪城公園の魅力だと感じました。今回は利用しませんでしたが、水上バスとのセット券も面白そうですね。
歴史に触れ、自然に癒やされ、リフレッシュできた一日でした。季節ごとに違った表情を見せてくれるので、また近いうちに訪れたいと思います。
大阪城公園に関するよくある質問
Q1: 大阪城天守閣や西の丸庭園は再入館できますか?
A1: いいえ、大阪城天守閣、西の丸庭園ともに、一度退場すると再入館はできません。ご注意ください。
Q2: ペットを連れて公園に入れますか?
A2: はい、大阪城公園内はペット(犬など)を連れて散歩することができます。ただし、リードにつなぎ、フンは必ず持ち帰るなどのマナーを守ってください。なお、大阪城天守閣、西の丸庭園などの有料施設内へペットを連れて入ることはできません(補助犬を除く)。
Q3: ベビーカーや車椅子で園内を移動できますか?
A3: はい、園内はスロープなどが整備されており、ベビーカーや車椅子で移動しやすいように配慮されています。ただし、一部砂利道や階段がある場所もあります。大阪城天守閣内にはエレベーターがありますが、混雑時は利用に時間がかかる場合があります。車椅子の無料貸し出しも行っています(数に限りあり)。
Q4: 公園内や施設内で飲食はできますか?
A4: 大阪城公園内での飲食は可能です。レジャーシートを広げてお弁当を食べることもできます。園内には売店やカフェ、レストランも複数あります。ただし、大阪城天守閣内は原則飲食禁止(飴やガムを含む)です。西の丸庭園も飲食は可能ですが、火気の使用は禁止されています。
Q5: 大阪城天守閣のチケット購入にクレジットカードや電子マネーは使えますか?
A5: はい、大阪城天守閣のチケット窓口では、現金のほか、各種クレジットカード、電子マネー(交通系IC、iD、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanaco)、QRコード決済(PayPay、d払い、au PAY、Alipay、WeChat Payなど)が利用可能です。
大阪城公園の割引券・クーポンのまとめ
今回は、大阪城公園内の有料施設(主に大阪城天守閣、西の丸庭園)をお得に利用するための割引券やクーポン情報についてご紹介しました。
大阪市内の他の観光スポットも巡るなら「大阪楽遊パス」や「大阪周遊パス」が圧倒的にお得です。また、大阪水上バスに乗るならセット券も良いでしょう。
障がい者割引は無料になるので対象の方はぜひ利用してください。一般的なJAF等の会員割引は少ないですが、WEBチケットの事前購入は混雑回避に役立ちます。
公園自体は無料で楽しめるので、散策やピクニックだけでも十分に満喫できますが、せっかくなら天守閣からの眺めや庭園の美しさも体験したいですよね。
あなたもぜひ、これらの割引情報を参考にして、大阪城公園での一日を、より賢く、より深く楽しんでくださいね!
お出かけ前には、各施設の公式サイトで最新の料金や営業時間を確認することをおすすめします。
大阪には魅力的な場所がたくさんあります。他のスポットの割引情報は、大阪府の割引券・クーポンまとめページでチェックしてみてください。
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