能古島の能古博物館をお得に!のこしまアイランドパーク割引券・クーポン

福岡市の博多湾に浮かぶ能古島(のこのしま)。その島内にある「のこのしまアイランドパーク」には、島の歴史や文化を伝える「能古博物館」があります。

この博物館、実は単体での入館料はかからないのですが、アクセスするにはアイランドパークへの入園が必要です。

そして、そのアイランドパークには、お得に入園できる割引券やクーポンがいくつか存在します!

この記事では、能古博物館の見学も含まれる「のこのしまアイランドパーク」の入園料をお得にするための割引情報を、僕が調べた限り詳しくご紹介していきますね。

能古博物館の入館料について(のこのしまアイランドパーク)

【要点】

能古博物館は「のこのしまアイランドパーク」園内にある施設のため、博物館単体の入館料はありません。アイランドパークへの入園料(大人1,500円、こども800円、幼児500円)を支払えば、博物館も見学できます。割引はアイランドパークの入園料に適用されます。

まず、料金体系について確認しておきましょう。

能古博物館は、「のこのしまアイランドパーク」という、四季折々の花が咲く自然公園の中にある施設の一つです。

博物館自体に入館料は設定されておらず、アイランドパークの入園料を支払えば、園内の他の施設(花畑、動物園、思い出通りなど)と合わせて自由に見学することができます。

ですので、「能古博物館の割引券」を探すというよりは、「のこのしまアイランドパークの入園割引」を探すことになりますね。

<のこのしまアイランドパーク 入園料(通常料金)>

区分 通常料金
大人(高校生以上) 1,500円
こども(小・中学生) 800円
幼児(3歳以上) 500円

※3歳未満は無料です。

この入園料で、美しい花畑や博多湾の景色、そして能古博物館の展示を楽しめるわけです。では、この入園料がお得になる方法を見ていきましょう。

のこのしまアイランドパーク(能古博物館含む)で使える割引券・クーポン

【要点】

のこのしまアイランドパークでは、年間パスポートの購入が大変お得です。その他、30名以上の団体割引、障害者手帳提示による半額割引、65歳以上のシニア割引(団体料金適用)、JAF会員割引(10%OFF)、西鉄の往復割引きっぷ(交通費込み)などがあります。アソビュー!で前売り券を購入できる場合もあります。

それでは、のこのしまアイランドパークの入園料がお得になる割引券やクーポンについて、詳しくご紹介します。

いくつかの方法があるので、あなたに合ったものを選んでくださいね。

年間パスポート

能古島が好きで、年に何度もアイランドパークを訪れる方には、年間パスポートが圧倒的にお得です。

入園料が1年間無料になるだけでなく、駐車料金無料などの特典も付いてきます。

区分 年間パスポート料金 通常料金(入園料)との比較
大人(高校生以上) 5,000円 約3.3回分
こども(小・中学生) 2,500円 約3.1回分
幼児(3歳以上) 1,500円 3回分

年に3~4回行けば元が取れる計算ですね。島の自然を満喫したい方、季節ごとの花を楽しみたい方には最高の選択肢でしょう。

団体割引

30名以上のグループで入園する場合は、団体割引が適用されます。

区分 通常料金 団体割引料金(30名以上)
大人 1,500円 1,000円
こども 800円 500円
幼児 500円 300円

大人料金で500円も割引になるのは大きいですね。学校の遠足や企業のレクリエーションなどで利用する際には、ぜひ活用しましょう。

障害者割引

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は、割引料金で入園できます。

受付で手帳を提示すると、ご本人および介護者1名までが通常料金の半額になります。

区分 通常料金 障害者割引料金
大人 1,500円 750円
こども 800円 400円
幼児 500円 250円

半額になるのは大変助かりますね。対象となる方は、手帳を忘れずに持参しましょう。

シニア割引(65歳以上)

65歳以上の方は、年齢を証明できるもの(運転免許証、健康保険証など)を提示することで、割引料金(団体料金と同額)が適用されます。

区分 通常料金 シニア割引料金(団体料金)
大人(65歳以上) 1,500円 1,000円

大人料金が500円引きになります。シニアの方はお得に能古島の自然と歴史を楽しめますね。

JAF会員割引

JAF会員の方は、会員証を提示することで入園料が10%割引になります。

提示だけで割引が受けられる手軽さが魅力です。

区分 通常料金 JAF会員割引料金(10%OFF)
大人 1,500円 1,350円
こども 800円 720円
幼児 500円 450円

会員本人を含む最大5名まで適用されるようです。家族や友人と一緒に行く際に活用できますね。

西鉄グループ「のこのしま往復割引きっぷ」

公共交通機関を利用して行く場合に、特におすすめなのが西鉄グループが販売している「のこのしま往復割引きっぷ」です。

これには、以下のものがセットになっています。

  • 西鉄電車 または 西鉄バス の指定区間から姪浜旅客待合所までの往復乗車券
  • 姪浜旅客待合所からの往復フェリー乗船券
  • 能古島内の西鉄バスフリー乗車券(アイランドパークまでのバスも含む)
  • のこのしまアイランドパーク入園券

料金は出発地によって異なりますが、例えば天神・博多駅周辺から利用する場合、大人2,780円です(2025年10月時点)。

通常料金を合計すると、これだけで3,000円以上かかる場合が多いので、交通費込みでかなりお得になります。西鉄の主要駅やバスセンター、ウェブサイトなどで購入できます。

アソビュー!での前売りチケット

レジャー予約サイト「アソビュー!」でも、のこのしまアイランドパークの入園チケットが販売されていることがあります。

時期によっては割引価格で販売されていたり、ポイントが付与されたりする場合があるので、訪れる前に一度チェックしてみる価値はあります。

ただし、常に割引があるわけではないので注意が必要です。

【注意】その他の割引・コンビニでの販売は?

上記以外にも、期間限定のキャンペーンや、他の施設との連携割引などが実施される可能性はあります。

しかし、僕が調べた限りでは、コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)での常設の割引前売り券の販売は確認できませんでした(2025年10月時点)。

最新の情報は、のこのしまアイランドパークの公式サイトを確認するのが最も確実です。

のこのしまアイランドパーク(能古博物館)の営業時間・休園日

【要点】

営業時間は基本的に午前9時から午後5時30分(日曜・祝日は午後6時30分まで)です。季節によって変動があり、特に冬期は閉園時間が早まります。年中無休で営業しています。

のこのしまアイランドパーク(能古博物館含む)の営業時間と休園日を確認しておきましょう。

  • 開園時間:
    • 平日:9:00~17:30
    • 日曜・祝日:9:00~18:30
    • (冬期など季節により変動あり)
  • 休園日:年中無休

年中無休なのは嬉しいですね! ただし、季節によって、特に冬期(12月~2月頃)は閉園時間が早まることがあるので注意が必要です。また、悪天候などにより臨時休園となる可能性もあります。

能古博物館の開館時間も、基本的にはアイランドパークの開園時間に準じますが、詳細は現地で確認すると確実です。

のこのしまアイランドパーク(能古博物館)へのアクセス

【要点】

福岡市内の姪浜旅客待合所から市営フェリーで能古島へ渡ります(約10分)。能古島の港からは、西鉄バス「アイランドパーク行き」に乗車し約13分です。車は姪浜旅客待合所の駐車場(有料)に停め、フェリーで渡るのが一般的です。

のこのしまアイランドパーク(能古博物館)へは、まず能古島へ渡る必要があります。

公共交通機関でのアクセス

福岡市内からフェリーを利用するのが基本ルートです。

  1. 姪浜旅客待合所へ:
    • 地下鉄:空港線「姪浜駅」下車、北口から西鉄バス「能古渡船場行き」に乗車し終点下車(約15分)。
    • バス:博多駅や天神から「能古渡船場行き」の西鉄バスに乗車。
  2. フェリーに乗船:姪浜旅客待合所から能古島(能古旅客待合所)へ市営フェリーで約10分。
  3. アイランドパークへ:能古旅客待合所から西鉄バス「アイランドパーク行き」に乗車し、終点下車(約13分)。

少し乗り換えがありますが、景色を楽しみながらの船旅は格別です。前述の西鉄「のこのしま往復割引きっぷ」を利用すると、これらの交通費もセットでお得になります。

車でのアクセス

車で直接アイランドパークまで行くことはできません。姪浜旅客待合所まで車で行き、そこからフェリーを利用します。

  • 福岡都市高速「愛宕ランプ」から約10分で姪浜旅客待合所へ。
  • 駐車場:姪浜旅客待合所に有料駐車場があります(約300台)。料金は最初の1時間まで200円、以降1時間ごと100円(上限あり)。
  • 注意:車ごとフェリーに乗せることも可能ですが、便数が少なく料金も高いため、通常は姪浜に駐車します。
  • 島内の駐車場:アイランドパークにも有料駐車場(1回500円)がありますが、フェリーで車を運ぶ必要があります。年間パスポート会員は無料です。

基本的には、姪浜の駐車場に車を停めて、公共交通機関で島に渡り、島内バスを利用するのがおすすめです。

体験談:僕が能古島でのんびり歴史散歩を楽しんだ日

天気の良い週末、都会の喧騒を離れてリフレッシュしたいと思い、ふらっと能古島へ渡ってみました。

姪浜からのフェリーはわずか10分ほどですが、船上から見える福岡市街の景色や、潮風が心地よく、ちょっとした旅行気分を味わえます。島に着くと、のんびりとした空気が流れていて、一気にリラックスモードに。

バスに揺られてアイランドパークへ。ちょうどコスモスが見頃の時期で、広大な敷地に咲き誇る色とりどりのコスモスと、その向こうに見える博多湾の青い海のコントラストは、まさに絶景でした! 思わずたくさん写真を撮ってしまいましたね。

花畑を散策した後、園内にある能古博物館へ。正直、あまり期待していなかったのですが(入園料に含まれているし…)、これが意外と面白かったんです。能古島の歴史を紹介する展示や、昔の農具、漁具などが展示されていて、島の暮らしぶりを垣間見ることができました。特に、江戸時代の能古島の地図や古文書は興味深かったです。建物自体も古民家風で趣があり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり見学できました。

博物館はそれほど大きくなく、30分もあれば十分見て回れます。アイランドパークの他の見どころ(動物園や思い出通りなど)と合わせて、ちょうど良いアクセントになる感じですね。

少し気になったのは、島内のバスの本数がそれほど多くないこと。フェリーの時間に合わせて計画的に移動する必要があるかもしれません。それでも、美しい自然と、素朴な博物館での歴史探訪、両方を楽しめて大満足の一日でした。アイランドパークの入園料だけでこれだけ楽しめるのは、本当にお得だと思います。(僕はJAF割引を使いました!)

のこのしまアイランドパーク・能古博物館に関するよくある質問

再入園はできますか?

はい、のこのしまアイランドパークは当日に限り再入園が可能です。退園時にスタッフに申し出てください。

雨の日でも楽しめますか?

アイランドパークは屋外施設が中心ですが、能古博物館や「思い出通り」の屋内展示、一部の飲食店などは雨天でも利用できます。雨具の準備は必要でしょう。

車椅子やベビーカーでの利用は可能ですか?

園内は坂道や階段もありますが、主要な通路は舗装されており、車椅子やベビーカーでの移動も可能です。ただし、花畑など一部散策しにくい場所もあります。車椅子、ベビーカーの無料貸し出しもあります。能古博物館内も利用可能です。

能古博物館だけを見ることはできますか?

いいえ、能古博物館はのこのしまアイランドパークの園内施設のため、博物館だけを観覧することはできません。アイランドパークへの入園が必要です。

園内にレストランやカフェはありますか?

はい、園内にはレストランやカフェ、バーベキューハウスなど、複数の飲食店があります。景色が良い場所も多いですよ。

支払い方法は何がありますか?

入園料の支払いは、現金のほか、各種クレジットカード、電子マネー(交通系IC、PayPayなど)が利用可能です。園内施設での支払い方法は店舗によって異なる場合があります。

のこのしまアイランドパーク(能古博物館)の割引券・クーポンのまとめ

今回は、能古博物館を含む「のこのしまアイランドパーク」の割引券やクーポンについて詳しくご紹介しました。

能古博物館自体は無料で見学できますが、アイランドパークへの入園が必要です。その入園料をお得にする方法として、年間パスポート、団体割引、障害者割引、シニア割引、JAF割引、西鉄の往復割引きっぷなど、様々な選択肢があることが分かりましたね。

特に、公共交通機関を利用する場合は西鉄の「のこのしま往復割引きっぷ」が交通費も込みでお得です。

コンビニでの割引券販売は確認できませんでしたが、アソビュー!で取り扱いがある場合もあります。

ぜひ、ご自身に合った割引方法を見つけて、能古島の美しい自然と歴史に触れる一日をお得に楽しんでくださいね。

お出かけ前には、季節の花の見頃やイベント情報などをのこのしまアイランドパーク公式サイトで確認することをおすすめします。

その他の福岡県の観光スポットについては、福岡県の割引券・クーポンまとめ のページもぜひ参考にしてみてください。