東京・六本木にある、波打つガラスの曲線美が印象的な「国立新美術館」。
ここは「コレクションを持たない美術館」として、常に多彩な企画展や公募展を開催しているユニークな場所です。
「話題の展覧会に行きたいけど、家族分となると出費が…」と躊躇しているあなた。実は、国立新美術館には「あとろ割」という独自の相互割引や、学生なら大幅に安くなる制度、さらには無料で楽しめるエリアなど、知っておくべきお得な情報がたくさんあります。
この記事では、チケットを賢く入手する方法から、広い館内で疲れないための休憩ポイントまで、30代パパの視点で分かりやすく解説していきます。
それでは、まずは気になる料金システムから見ていきましょう。
国立新美術館の通常料金
国立新美術館には常設展がなく、開催される展覧会ごとに料金が異なります。企画展は一般1,500円〜2,000円程度が多いですが、入場無料の公募展も多数開催されています。
国立新美術館は独自の所蔵作品(コレクション)を持たないため、いわゆる「常設展のチケット」というものはありません。
その代わりに、期間限定で開催される「企画展」と、美術団体などが主催する「公募展」があり、それぞれ料金体系が異なります。
| 展覧会の種類 | 料金目安(税込) |
|---|---|
| 企画展(特別展) | 一般 1,500円〜2,300円程度 大学生 1,000円〜1,500円程度 高校生 600円〜1,000円程度 (中学生以下は無料の場合が多い) |
| 公募展 | 無料 〜 1,000円程度 (展示により大きく異なる) |
※料金は展覧会ごとに必ず公式サイトで確認してください。特に中学生以下の無料対象については展覧会によります。
国立新美術館で使える割引券・クーポン
六本木エリアの他館(森美術館・サントリー美術館)との相互割引「あとろ割」が便利です。その他、キャンパスメンバーズやぐるっとパスの割引、前売り券の活用が基本の節約術となります。
国立新美術館をお得に楽しむための主な方法は以下の通りです。
六本木アート・トライアングル「あとろ割」
六本木エリアにある「国立新美術館」「森美術館」「サントリー美術館」の3館が連携した割引制度です。
これら3館のいずれかで開催中の展覧会チケット(半券)を提示すると、観覧料が割引(通常100円〜200円引き)になります。
例えば、午前中に森美術館を見て、午後に国立新美術館へ行く場合、森美術館の半券を見せれば割引が適用されます。「六本木でアート巡り」をするなら必携のテクニックです。
キャンパスメンバーズ
「国立美術館キャンパスメンバーズ」に加盟している大学・短大・専門学校の学生や教職員は、以下の特典が受けられます。
- 企画展:割引料金(団体料金など)で観覧可能
- 公募展:一部無料または割引
学生証を提示するだけで適用される強力な割引ですので、学生の方は自分の学校が加盟しているか必ずチェックしましょう。
東京・ミュージアム ぐるっとパス
都内の美術館・博物館をお得に巡れる「ぐるっとパス」も利用可能です。
国立新美術館の場合、企画展は基本的に「100円〜200円の割引」となります(入場無料ではありません)。ただし、一部の公募展などは無料で入場できる場合もあります。
各種プレイガイドの前売り券
大規模な企画展では、開催前に「前売り券」が販売されます。当日券よりも200円ほど安く購入できるのが一般的です。
公式サイト(オンラインチケット)、主要プレイガイド(ローソンチケット、イープラスなど)で購入可能です。行く日が決まっていなくても、期間中有効な前売り券を買っておくのが賢い選択です。
障害者割引
障害者手帳をお持ちの方と、その付添者1名は、入館料が無料になります。入館時に手帳などの証明書を提示してください。
国立新美術館の営業時間
基本は10:00~18:00ですが、会期中の金曜日・土曜日は20:00まで夜間開館することがあります。休館日は毎週火曜日です。
営業時間は展覧会によって異なりますが、基本情報は以下の通りです。
- 開館時間:10:00 ~ 18:00(入場は閉館の30分前まで)
- 夜間開館:企画展開催中の金曜・土曜は20:00まで開館する場合あり
- 休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
※火曜日が祝日の場合は開館し、翌日の平日が休館となります。
国立新美術館へのアクセス
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」6番出口直結が最も便利です。六本木駅からは徒歩数分かかります。一般向けの駐車場はないため、電車での来館を推奨します。
アクセス方法は複数ありますが、断トツでおすすめなのは千代田線の乃木坂駅です。
- 東京メトロ千代田線 乃木坂駅:青山霊園方面改札「6出口」直結
- 都営大江戸線 六本木駅:「7出口」から徒歩約4分
- 東京メトロ日比谷線 六本木駅:「4a出口」から徒歩約5分
乃木坂駅からは雨に濡れずに美術館に入れます。これ、子連れや天気の悪い日には本当に助かります。
駐車場に関しては、美術館敷地内に一般向けの駐車場はありません。周辺のコインパーキング(六本木ヒルズやミッドタウンなど)を利用することになりますが、料金は非常に高額になるため注意が必要です。
体験談:六本木の巨大美術館でパパは建築美に圧倒され、足は棒になる
先日、話題のアニメ映画監督の展示を見るために、妻と小学生の娘を連れて国立新美術館へ行ってきました。30代後半、最近はショッピングモールですら足が疲れる僕ですが、今回は覚悟を決めて六本木へ。
アクセスは迷わず千代田線の乃木坂駅を選択。改札を出て直結の通路を歩くと、近未来的な美術館の入り口がいきなり現れます。このスムーズさは、子連れには神レベルのありがたさです。
まず圧倒されたのが、黒川紀章設計の巨大な吹き抜け空間。波打つガラスの壁から光が差し込み、巨大な逆円錐形のコンクリート柱がそびえ立つ様子は、まさに圧巻。「うわー、おっきい!」と娘も口をあんぐり。無料のパブリックスペースだけでも十分見応えがあります。
チケットは事前にオンラインで購入していたので、スマホ画面を見せるだけで入場。ただ、人気の企画展だったため会場内はかなりの混雑でした。人の波に合わせて進むのは、予想以上に体力を削られます。
展示を見終わった後、さすがに足が限界に。そこで助かったのが、館内の至る所に置かれている名作椅子(デザイナーズチェア)たちです。これ、ただの展示品じゃなくて、実際に座って休憩できるんです。ハンス・J・ウェグナーの椅子に座りながら、「ふぅ…」と一息つく瞬間。これぞ大人の休日、という感じがしました(現実はただ疲れているだけですが)。
ランチは館内のカフェを狙いましたが、お昼時はどこも大行列。特に、映画『君の名は。』にも登場した「サロン・ド・テ ロンド」は人気すぎて断念しました。結局、ミッドタウンまで歩いて食事を済ませましたが、食事の計画は事前に立てておくべきだったと反省。
帰りはショップでおしゃれなポストカードを購入。割引などは使いませんでしたが、乃木坂直結の利便性と、無料で座れる名作椅子の存在に救われた一日でした。パパの皆さん、歩きやすい靴と、事前のカフェ予約(または周辺のリサーチ)は必須ですよ。
国立新美術館に関するよくある質問
Q. 誰でも入れる無料エリアはありますか?
A. はい、1階のアトリウム(ロビー空間)、カフェ、ミュージアムショップ、地下の休憩スペースなどはチケットなしで無料で利用できます。建築を見学するだけなら無料です。
Q. ベビーカーの貸し出しや授乳室はありますか?
A. はい、ベビーカーの貸し出し(1階インフォメーション)と、授乳室(地下1階、1階、2階、3階)が完備されています。館内はバリアフリーでエレベーターも完備されているため、ベビーカーでの移動も比較的スムーズです。
Q. コインロッカーはありますか?
A. 各階に100円返却式のコインロッカーがあります。大きな荷物やコートを預けて、身軽に鑑賞することをおすすめします。
国立新美術館の割引券・クーポンのまとめ
国立新美術館をお得に楽しむポイントをおさらいします。
- 企画展は前売り券を事前に確保する
- 六本木でハシゴするなら「あとろ割」を活用
- 学生証などの証明書を忘れずに持参
- 乃木坂駅直結ルートが最も楽で雨にも濡れない
浮いたチケット代で、館内のおしゃれなカフェで一息つくのも素敵ですね。美しい建築とアートに囲まれて、少し贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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