京都のパワースポットとして名高い鞍馬寺。
牛若丸(源義経)が修行した地としても知られ、豊かな自然と神秘的な雰囲気が魅力ですよね。
この記事では、鞍馬寺への訪問を考えているあなたへ、拝観料(愛山費)に関する情報や、お得なアクセス方法などを詳しくご紹介します。
鞍馬寺の通常料金(愛山費)
鞍馬寺の拝観には「愛山費」として300円が必要です。高校生以上が一律料金で、中学生以下は無料となります。この愛山費は、鞍馬山の自然と諸堂を維持管理するために使われています。
まず、鞍馬寺を訪れる際の基本的な料金を確認しておきましょう。
鞍馬寺では、入山の際に「愛山費」として以下の料金が必要です。
区分 | 愛山費 |
---|---|
高校生以上 | 300円 |
中学生以下 | 無料 |
※鞍馬寺霊宝殿(鞍馬山博物館)への入館は別途200円が必要です。
※鞍馬山ケーブルカーの運賃は、片道大人200円、小学生以下100円(2025年10月現在、公式サイト情報)です。
愛山費は、鞍馬山の豊かな自然環境を守り、歴史ある諸堂を維持していくために使われています。比較的リーズナブルな設定ですよね。
鞍馬寺で使える割引券・クーポン
鞍馬寺の愛山費(拝観料)には、一般向けの割引券やクーポンは基本的にありません。ただし、叡山電車が販売する「鞍馬・貴船1dayチケット」などを利用すると、交通費を含めてお得に周辺を観光できます。
鞍馬寺の愛山費をお得にする割引券やクーポンを探している方も多いかもしれません。
残念ながら、現在のところ、鞍馬寺の愛山費(300円)自体が割引になる一般的なクーポンや優待サービスは見当たりません。
公式サイトや主要な観光情報サイトを確認しても、JAF会員割引、アソビュー!、コンビニ前売り券などの割引情報は確認できませんでした。
ただし、鞍馬寺へのアクセスに利用する交通機関によっては、お得なチケットが販売されている場合があります。
叡山電車 鞍馬・貴船1dayチケット
鞍馬寺へのアクセスに便利な叡山電車では、「鞍馬・貴船1dayチケット」を販売しています。これは、叡山電車全線が1日乗り降り自由になる乗車券です。
このチケットには、鞍馬寺の愛山費割引は含まれていませんが、周辺の神社仏閣(貴船神社など)や飲食店、お土産物屋さんなどで優待割引が受けられます。
鞍馬寺だけでなく、貴船エリアも合わせて観光する予定の方には、交通費と優待特典を考えると非常にお得なチケットと言えるでしょう。
区分 | 料金 |
---|---|
大人 | 1,200円 |
小児 | 600円 |
※2025年10月現在の情報です。料金や優待内容は変更される場合があります。
例えば、出町柳駅から鞍馬駅までの往復運賃(大人)が900円なので、このチケットを使えば実質300円で沿線の優待が受けられる計算になりますね。
鞍馬寺単体の割引はありませんが、公共交通機関のお得なチケットを活用するのが賢い方法と言えそうです。
鞍馬寺の営業時間・拝観時間
鞍馬寺の開門時間は午前9時から午後4時15分(受付終了)までです。霊宝殿(博物館)は午前9時から午後4時まで(月曜休館)、鞍馬山ケーブルカーは季節によって運行時間が異なります。
鞍馬寺を訪れる際の基本的な開門・受付時間です。
- 開門時間(愛山費納入受付):9:00~16:15
- 霊宝殿(鞍馬山博物館):9:00~16:00(入館は15:45まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12月12日~2月末日
- 鞍馬山ケーブルカー:運行時間は季節により変動します。
- 始発:8:40頃
- 最終(上り):16:00頃(季節により変動)
- 最終(下り):16:25頃(季節により変動)
※冬期など、季節によって時間や休館日が変更になる場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
鞍馬寺へのアクセス
鞍馬寺へは、叡山電車の利用が最も一般的です。終点の「鞍馬駅」で下車し、仁王門(山門)までは徒歩すぐです。車でのアクセスも可能ですが、周辺に駐車場は少なく、道も狭いため公共交通機関の利用が推奨されています。
鞍馬寺への行き方を、電車と車に分けてご紹介します。
電車でのアクセス
最も一般的なアクセス方法です。
- 叡山電車 鞍馬線:「鞍馬駅」下車 → 徒歩約3分で仁王門(山門)
京都駅からのアクセス例:
- JR奈良線で「東福寺駅」へ(約3分)
- 京阪本線に乗り換え、「出町柳駅」へ(約10分)
- 叡山電車 鞍馬線に乗り換え、「鞍馬駅」へ(約30分)
京阪電車「出町柳駅」が叡山電車の始発駅となります。
車でのアクセス
車で行くことも可能ですが、道が狭く、特に紅葉シーズンなどは混雑するため、あまり推奨されていません。
- 駐車場:鞍馬駅周辺や鞍馬寺の仁王門近くに有料駐車場がありますが、台数に限りがあります。
- 駐車料金:場所によって異なりますが、1日500円~1,000円程度が目安です。
公共交通機関を利用するのがスムーズでおすすめですね。
体験談:割引はないけれど訪れる価値あり!鞍馬寺の魅力
先日、家族で鞍馬寺を訪れました。割引券やクーポンがないのは少し残念でしたが、それでも行ってみて本当に良かったと感じています。
叡山電車に揺られて鞍馬駅に着くと、もうそこは別世界。駅舎自体も風情があり、天狗のオブジェが出迎えてくれます。
仁王門で愛山費300円を納めて入山。今回は小さな子どももいたので、迷わずケーブルカー(片道200円)を利用しました。日本一短い鉄道だそうで、あっという間に多宝塔駅に到着。ここからの眺めも素晴らしいですね。
本殿金堂までは、そこからさらに石段を登ります。途中、由岐神社など見どころも多く、自然の中を歩くのはとても気持ちが良いです。ただ、結構な登りなので、歩きやすい靴は必須だと感じました。
本殿金堂前の金剛床(こんごうしょう)は、宇宙のエネルギーが集まるというパワースポット。多くの人が中心に立ってパワーを感じようとしていました。僕も試してみましたが、清々しい気持ちになれた気がします。
帰りはケーブルカーを使わずに歩いて下山。緑が深く、澄んだ空気が本当に心地よかったです。下りでもそれなりに足にきますが、ゆっくり自然を感じながら歩くのは格別ですね。
愛山費300円はかかりますが、この豊かな自然と歴史ある建造物を維持するためなら納得です。割引はありませんが、それ以上の価値を感じられる場所でした。次は貴船神社まで足を延ばして、お得な「鞍馬・貴船1dayチケット」を活用したいと思っています。
鞍馬寺に関するよくある質問
鞍馬寺の所要時間はどのくらいですか?
仁王門から本殿金堂まで往復する場合、ケーブルカーを利用しても1時間半~2時間程度は見ておくと良いでしょう。奥の院を経て貴船神社まで歩く場合は、さらに1時間~1時間半ほどかかります。体力や見学時間によって調整してくださいね。
鞍馬寺の御朱印はどこでいただけますか?
御朱印は、本殿金堂内の納経所でいただくことができます。「尊天」と書かれた御朱印がいただけます。
鞍馬寺へ行く際の服装は?
本殿金堂まででも石段や坂道が続きます。奥の院まで行く場合は山道になるため、スニーカーなど歩きやすい靴と動きやすい服装が必須です。夏でも山は涼しい場合があるので、羽織るものがあると安心でしょう。
鞍馬寺は雨の日でも拝観できますか?
雨の日でも基本的に拝観は可能です。ただし、山道は滑りやすくなるため、足元には十分注意が必要です。台風など荒天の場合は、ケーブルカーの運休や入山規制が行われる可能性もあります。
鞍馬寺のケーブルカーについて教えてください。
鞍馬山ケーブルカーは、仁王門近くの山門駅から多宝塔駅までの約200メートルを結ぶ、日本で最も短いケーブルカーです。高低差があり、歩いて登るのが大変な方には便利です。運賃は愛山費とは別に必要です(大人片道200円)。
鞍馬寺の割引券・クーポンのまとめ
今回は、鞍馬寺の拝観料(愛山費)や割引情報について解説しました。
鞍馬寺の愛山費自体には、残念ながら一般向けの割引券やクーポンはありませんでした。
しかし、愛山費は300円(高校生以上)と比較的リーズナブルな設定です。中学生以下は無料なのも嬉しいポイントですよね。
鞍馬寺をお得に訪れるには、叡山電車が販売している「鞍馬・貴船1dayチケット」などを活用し、交通費と合わせて節約するのがおすすめです。
割引がないからといって訪れるのをためらうのはもったいない、素晴らしいパワースポットです。ぜひ、この記事の情報を参考に、鞍馬寺への訪問計画を立ててみてくださいね。
鞍馬寺の最新情報は、鞍馬寺公式サイトをご確認ください。
鞍馬寺を含む京都府の観光スポットをお得に楽しむ方法は、以下の記事でまとめています。
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