大阪が世界に誇る大水族館、「海遊館」。
巨大なジンベエザメが悠々と泳ぐ姿は圧巻で、たくさんの海の生き物たちに出会える、大人も子どもも楽しめる人気スポットですよね。
でも、正規料金で入館するのはちょっと待って! 実は、海遊館には様々な割引券やクーポン、お得なチケットが存在するんです。
せっかく行くなら、少しでもお得に楽しみたいと思いませんか?この記事では、海遊館の入館料を安くする方法を、あらゆる角度から徹底的に調査し、分かりやすく解説していきます。あなたにぴったりの割引方法を見つけて、賢く海遊館を満喫しましょう!
海遊館の通常料金
海遊館の通常入館料は、大人(高校生・16歳以上)2,700円、こども(小・中学生)1,400円、幼児(3歳以上)700円です。2歳以下は無料。この基本料金から、割引が適用される場合があります。
まずは、割引を適用する前の基本的な入館料金を確認しておきましょう。
| 区分 | 通常料金(税込) |
|---|---|
| 大人(高校生・16歳以上) | 2,700円 |
| こども(小・中学生) | 1,400円 |
| 幼児(3歳以上) | 700円 |
| シニア(65歳以上) | 2,400円 |
※2歳以下のお子様は無料です。
※シニア料金は、公的証明書の提示が必要です。
この料金を基本として、どれくらいお得になるのか見ていきましょう。
海遊館で使える割引券・クーポン
海遊館では、Osaka Metro乗り放題と入館券がセットになった「OSAKA海遊きっぷ」や、周辺施設とのセット券がお得です。年間パスポートは年に3回以上行くなら元が取れます。障がい者割引や、WEBチケットの事前購入(割引なしだが混雑回避)も利用できます。JAF等の会員優待は期間限定の場合が多いです。
海遊館の入館料をお得にする方法は、意外とたくさんあります。一つずつ詳しくご紹介しますね。
Osaka Metro「OSAKA海遊きっぷ」
大阪市内からOsaka Metro(地下鉄)や大阪シティバスを利用して海遊館へ行くなら、この「OSAKA海遊きっぷ」が非常におすすめです。
これは、海遊館の入館券とOsaka Metro・大阪シティバス全線(一部路線除く)の1日乗り放題乗車券がセットになったお得なチケットです。
例えば、Osaka Metro版の場合の料金は以下の通りです。
| 区分 | OSAKA海遊きっぷ料金 | 通常料金合計(参考) | お得額(参考) |
|---|---|---|---|
| 大人(高校生・16歳以上) | 3,100円 | 3,500円 (入館料2,700円 + 地下鉄1日券800円) | 400円 |
| こども(小・中学生) | 1,600円 | 1,800円 (入館料1,400円 + 地下鉄1日券400円) | 200円 |
※Osaka Metroの1日乗車券の料金(平日)を参考に計算しています。
海遊館の入館料にプラス数百円で地下鉄・バスが乗り放題になるので、交通費も節約できて一石二鳥ですよね。大阪観光も一緒に楽しみたい方には特におすすめです。
このきっぷは、Osaka Metroの各駅長室や定期券発売所などで購入できます。私鉄沿線版もあるので、利用する路線に合わせて選びましょう。
セット券(天保山大観覧車・シャトル船キャプテンライン)
海遊館の周辺施設も一緒に楽しみたい方には、セット券がお得です。
- 海遊館+天保山大観覧車 セット券:海遊館の入館券と、隣接する天保山大観覧車の乗車券がセットになっています。別々に買うより少しお得になります。
区分 セット券料金 通常料金合計 お得額 大人(高校生・16歳以上) 3,400円 3,500円 (海遊館2,700円 + 観覧車800円) 100円 - 海遊館+シャトル船キャプテンライン セット券:海遊館の入館券と、海遊館西はとば~ユニバーサルシティポートを結ぶシャトル船「キャプテンライン」の往復乗船券がセットになっています。USJと海遊館の両方を訪れる予定の方には便利でお得です。
区分 セット券料金 通常料金合計 お得額 大人(中学生以上) 3,900円 4,300円 (海遊館2,700円 + 往復1,600円) 400円 小学生 2,000円 2,200円 (海遊館1,400円 + 往復800円) 200円 幼児(3歳以上) 1,100円 1,300円 (海遊館700円 + 往復600円) 200円
これらのセット券は、海遊館のチケット窓口などで購入できます。
海遊館年間パスポート
年に3回以上海遊館に行くなら、年間パスポートの購入を検討しましょう。
1年間、何度でも海遊館に入館できるパスポートです。
| 区分 | 年間パスポート料金 | 通常入館料 何回分? |
|---|---|---|
| 大人(高校生・16歳以上) | 8,000円 | 約3回分 |
| こども(小・中学生) | 4,000円 | 約2.9回分 |
| 幼児(3歳以上) | 2,000円 | 約2.9回分 |
3回行けばほぼ元が取れるので、海遊館が好きで何度も訪れたい方には絶対におすすめです。
年間パスポートを持っていると、同伴者の入館料割引(時期による)や、館内ショップでの割引などの特典もありますよ。
障がい者割引
各種障がい者手帳をお持ちの方は、入館料が割引になります。
対象となる手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳など)をチケット窓口で提示すると、本人と介護者1名まで、通常料金の半額で入館できます。
| 区分 | 通常料金 | 割引後料金 |
|---|---|---|
| 大人(高校生・16歳以上) | 2,700円 | 1,350円 |
| こども(小・中学生) | 1,400円 | 700円 |
| 幼児(3歳以上) | 700円 | 350円 |
手帳の種類によっては対象外となる場合もあるため、事前に公式サイトで確認しておくとスムーズです。
WEBチケット(事前購入)
海遊館の公式サイトでは、日付指定のWEBチケットを事前に購入できます。
これ自体に割引はありませんが、当日チケット窓口に並ぶ必要がなく、スマートフォン画面を見せるだけでスムーズに入館できるのが大きなメリットです。
特に混雑が予想される土日祝や長期休暇期間に行く場合は、時間の節約になるので、事前購入を強くおすすめします。
JAF・会員優待サービス
JAF会員証や、福利厚生サービス(ベネフィット・ステーション、リロクラブなど)、特定のクレジットカード(例:エポスカード)などの提示で、入館料が割引になる場合があります。
ただし、これらの割引は期間限定であったり、内容が変更されたりすることが多いです。常設の割引ではない可能性が高いので、利用前に各サービスの公式サイトで最新情報を確認するようにしましょう。
僕が調べた限りでは、常時利用できるJAF等の優待は見当たりませんでした。
アソビュー!などの予約サイト
レジャー予約サイトの「アソビュー!」や「じゃらん遊び・体験」などで、海遊館のチケットが販売されていることがあります。
これらのサイトでは、独自の割引クーポンやポイントが付与されるキャンペーンを実施している場合があるため、タイミングによっては公式サイトで購入するよりお得になる可能性があります。
ただし、常に割引があるとは限らないため、他の割引方法と比較検討してみるのが良いでしょう。
【注意】金券ショップやフリマアプリでの購入
金券ショップやメルカリなどで、海遊館のチケットや株主優待券などが販売されていることがあります。
定価より安く手に入る可能性はありますが、注意が必要です。有効期限が迫っていたり、使用条件があったり、最悪の場合、偽造されたチケットである可能性もゼロではありません。
トラブルを避けるためにも、できるだけ公式サイトや正規販売ルートで購入することをおすすめします。
海遊館の営業時間
海遊館の営業時間は、季節や曜日によって変動します。通常は午前10時開館が多いですが、繁忙期は午前8時30分や9時30分に早まることも。閉館は通常午後8時です。最終入館は閉館の1時間前。必ず公式サイトの営業カレンダーで確認しましょう。
海遊館の営業時間は、日や季節によって変動するため、注意が必要です。
訪れる前には、必ず海遊館公式サイトの「営業時間・休館日」ページでカレンダーを確認してください。
一般的な傾向としては以下の通りです。
- 開館時間:平日 10:00~、土日祝や繁忙期 9:30~ または 8:30~
- 閉館時間:20:00(最終入館は19:00)
- 休館日:年に数日間の休館日があります(主に1月~2月)。
特に、夏休みやゴールデンウィークなどの繁忙期は開館時間が早まることが多いです。朝早くから行動したい方は要チェックですね。
海遊館へのアクセス
電車の場合はOsaka Metro中央線「大阪港」駅が最寄り駅で、徒歩約5分です。車の場合は阪神高速湾岸線「天保山」出口からすぐ。海遊館の専用駐車場はなく、隣接する天保山マーケットプレースの駐車場(有料)を利用します。
海遊館へのアクセス方法を、主な交通手段別にご紹介します。
【電車でのアクセス】
- 最寄り駅:Osaka Metro 中央線「大阪港」駅下車、1番出口より徒歩約5分。
- 大阪駅(梅田)から:JR大阪環状線で「弁天町」駅へ行き、Osaka Metro 中央線に乗り換え。「大阪港」駅まで約15~20分。
- 新大阪駅から:Osaka Metro 御堂筋線で「本町」駅へ行き、中央線に乗り換え。「大阪港」駅まで約30分。
- なんば駅から:Osaka Metro 御堂筋線または四つ橋線で「本町」駅へ行き、中央線に乗り換え。「大阪港」駅まで約20~25分。
- 関西国際空港から:南海特急ラピートで「なんば」駅へ行き、上記ルートで約70分。またはリムジンバスで天保山(海遊館)行き、約60分。
大阪市内からはOsaka Metroを利用するのが便利です。前述の「OSAKA海遊きっぷ」も活用できますね。
【車でのアクセス】
- 高速道路:阪神高速16号大阪港線または5号湾岸線「天保山」出口から約5分。
- 駐車場:海遊館に専用駐車場はありません。隣接する「天保山マーケットプレース駐車場」(約1,300台)を利用します。
- 駐車料金(平日):30分毎に260円(最大料金 1,300円)
- 駐車料金(土日祝・特定日):30分毎に310円(最大料金 2,600円)
※駐車料金は変更される場合があります。
※天保山マーケットプレースや観覧車の利用で割引サービスがあります(海遊館の利用のみでは割引なし)。
土日祝は駐車場が満車になることも多いので、公共交通機関の利用も検討しましょう。
【船でのアクセス】
- シャトル船キャプテンライン:ユニバーサルシティポート(USJ近く)と海遊館西はとばを結ぶシャトル船が約30分間隔で運航しています(所要時間約10分)。
体験談:ジンベエザメに感動!僕の海遊館での一日
先日、久しぶりに妻と二人で海遊館に行ってきました。子どもたちが小さい頃はよく来ていたのですが、二人きりは初めてで、なんだか新鮮な気分でしたね。
今回は、地下鉄を利用したので「OSAKA海遊きっぷ」を購入しました。大阪港駅を降りて海に向かって歩くと、すぐにあの特徴的な建物が見えてきて、テンションが上がります。
館内に入ると、まずはトンネル型水槽「魚のとおりぬけ・アクアゲート」。色とりどりの熱帯魚に囲まれて、一気に海の世界へ引き込まれます。そしてエスカレーターで一気に最上階へ。そこからスロープを下りながら、様々な海のエリアを巡る構造は、何度来てもよくできているなあと感心します。
日本の森から始まり、アリューシャン列島、南極大陸、そして太平洋へ。それぞれの環境に生きる生き物たちが、自然に近い形で展示されています。ラッコやペンギンたちの愛らしい姿には、思わず顔がほころびますね。
そして、やはり一番の見どころは「太平洋」水槽!巨大なジンベエザメが目の前を悠々と横切っていく姿は、何度見ても息をのむほどの迫力です。エイやサメ、たくさんの魚たちが一緒に泳いでいる様子は、まるで海の中にいるような感覚にさせてくれます。妻としばらく見とれてしまいました。
新しい「海月銀河」エリアも幻想的で素敵でしたね。様々な種類のクラゲがライトアップされていて、まるで宇宙空間を漂っているかのよう。癒やしの空間でした。
館内はスロープなので歩きやすいですが、じっくり見ていると結構時間がかかります。平日でしたが、それでも家族連れやカップルで賑わっていました。特にジンベエザメのいる太平洋水槽前は、写真を撮る人などで混雑していましたね。
「OSAKA海遊きっぷ」を使ったので、帰りは地下鉄で少し足を伸ばして、なんばで夕食をとることにしました。交通費を気にせず移動できるのは、やっぱり便利でお得です。
改めて訪れてみて、海遊館は海の生き物たちの多様性や神秘を間近で感じられる、本当に素晴らしい施設だと再認識しました。割引を使ってお得に入館できた分、お土産コーナーで少し奮発してしまいました(笑)。
大人だけでも十分楽しめる海遊館。次は孫を連れて、年間パスポートで来ようかな、なんて話しながら帰路につきました。
海遊館に関するよくある質問
Q1: 当日、再入館はできますか?
A1: はい、可能です。出口でスタッフに手の甲へ透明のスタンプを押してもらってください。再入館時に、スタンプにブラックライトを当てて確認します。当日に限り何度でも再入館できます。
Q2: ベビーカーや車椅子のレンタルはありますか?
A2: はい、ベビーカー(有料:1台500円、生後1ヶ月~48ヶ月まで対象)と車椅子(無料)の貸し出しを行っています。館内のインフォメーションカウンターで申し込めます。数に限りがあります。
Q3: 授乳室やおむつ替えスペースはありますか?
A3: はい、館内には授乳やおむつ替えができるベビールームが複数箇所に設置されています。ミルク用のお湯も用意されています。
Q4: 館内で飲食できる場所はありますか?
A4: 館内での食事はできませんが、飲み物は指定のドリンクコーナーで可能です。館外(エントランスビルや天保山マーケットプレース内)にはカフェやレストランがあります。
Q5: 支払い方法は何がありますか?
A5: チケット窓口や館内ショップでは、現金のほか、各種クレジットカード、一部電子マネー(iD, PiTaPa, 楽天Edy, WAON, nanaco, 交通系ICカードなど)が利用可能です。
海遊館の割引券・クーポンのまとめ
今回は、海遊館の入館料をお得にするための割引券やクーポン情報について、詳しくご紹介しました。
Osaka Metroを利用するなら「OSAKA海遊きっぷ」、周辺施設も楽しむなら「セット券」、年に何度も行くなら「年間パスポート」が特におすすめですね。
障がい者割引や、WEBチケットの事前購入によるスムーズな入館も覚えておくと良いでしょう。JAFなどの会員優待は、利用前に最新情報の確認が必須です。
これだけ多くの選択肢があるので、あなたの状況に合ったお得な方法がきっと見つかるはずです。
ぜひ、これらの割引情報を活用して、海遊館での感動体験を、賢く、そして心ゆくまで楽しんでくださいね!
お出かけ前には、最新の営業時間やチケット情報を公式サイトで確認することをお忘れなく。
大阪府には他にも魅力的なスポットがたくさんあります。他の施設の割引情報も気になる方は、大阪府の割引券・クーポンまとめのページも合わせてチェックしてみてください。
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