大阪府枚方市にある「市立枚方宿鍵屋資料館」。
江戸時代の東海道五十七次の宿場町「枚方宿」にあった船宿「鍵屋」の建物を保存・活用した、歴史情緒あふれる資料館ですよね。
当時の旅籠の雰囲気や、淀川舟運で栄えた枚方の歴史に触れることができる貴重な場所です。
この趣深い資料館、実は入館料が非常にリーズナブルな上に、さらにお得になる方法があるのをご存知でしたか?
条件によっては無料で入館できるチャンスも複数用意されているんです。
この記事では、市立枚方宿鍵屋資料館の入館料をお得にするための割引券やクーポン情報、見逃せない無料の機会について、詳しく解説していきます。お出かけ前にぜひチェックして、賢く歴史散策を楽しみましょう!
市立枚方宿鍵屋資料館の通常料金
市立枚方宿鍵屋資料館の入館料は、一般が200円、高校・大学生が100円と非常に安価です。中学生以下、枚方市内在住の65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料で入館できます。
まず、割引前の基本的な入館料金を確認しておきましょう。
市立の施設ということもあり、大変利用しやすい価格設定になっていますね。
| 区分 | 通常料金 |
|---|---|
| 一般 | 200円 |
| 高校生・大学生 | 100円 |
| 中学生以下 | 無料 |
| 枚方市内在住の65歳以上の方 | 無料(要証明) |
| 障がい者手帳等をお持ちの方 | 無料(介助者含む、要手帳) |
※学生の方は学生証、65歳以上の方は年齢・住所がわかる証明書、障がい者の方は手帳の提示が必要です。
※料金は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
すでに無料対象の方が多く設定されていますが、一般や学生料金の方も割引を受けられる可能性があります。
市立枚方宿鍵屋資料館で使える割引券・クーポン
市立枚方宿鍵屋資料館では、20名以上の団体割引があります(通常料金の2割引)。関西文化の日などに無料開館される可能性もありますが、JAF割引や一般的なクーポンサイトでの割引、大阪周遊パスの特典は基本的にありません。
市立枚方宿鍵屋資料館の入館料がお得になる方法をまとめました。
無料対象者が多いこともあり、広く配布されている割引券やクーポンは少ないようです。JAF会員割引や主要なクーポンサイト(アソビュー!など)、大阪周遊パスの特典なども、現時点では対象外となっています。しかし、以下の割引制度や無料の機会があります。
団体割引
20名以上のグループで利用する場合は、団体割引が適用され、通常料金の2割引となります。
歴史学習のグループなどで訪れる際にはお得ですね。
| 区分 | 通常料金 | 団体割引料金(20名以上) |
|---|---|---|
| 一般 | 200円 | 160円 |
| 高校生・大学生 | 100円 | 80円 |
※中学生以下は通常無料です。
利用する際は、事前に資料館へ連絡しておくとスムーズでしょう。
障がい者割引
通常料金の箇所でも触れましたが、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳などをお持ちの方は、入館料が無料になります。
さらに、介助者の方も無料となります(人数については要確認)。
入館時に受付で手帳を提示してください。
枚方市内在住の65歳以上の方
こちらも通常料金の箇所で触れましたが、枚方市にお住まいの65歳以上の方は、入館料が無料になります。
地元枚方市のシニアの方には大変嬉しい特典ですね。
住所と年齢が確認できる公的な証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、敬老手帳など)の提示が必要です。
その他(無料開館日など)
年に数日、資料館が無料開放される日がある可能性があります。
特に、例年11月に開催される「関西文化の日」には、多くの文化施設が無料開館を実施しており、鍵屋資料館も過去に参加しています。
ただし、実施されるかどうかや対象となる日は年によって異なるため、秋頃になったら公式サイトや枚方市の広報などの情報を必ず確認してください。
無料で入館できる貴重なチャンスですが、混雑も予想されます。
市立枚方宿鍵屋資料館の開館時間
開館時間は午前9時30分から午後5時までです。入館は閉館30分前の午後4時30分までとなります。休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始(12月29日~1月3日)です。
市立枚方宿鍵屋資料館の開館時間と休館日は以下の通りです。
- 開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
- 休館日:
- 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)
- 年末年始(12月29日~1月3日)
火曜日が基本的なお休みですが、祝日と重なれば開館し、代わりに翌平日がお休みになるパターンですね。
年末年始もしっかりお休みがあるようです。訪問前には念のため公式サイトなどで開館情報を確認すると安心でしょう。
市立枚方宿鍵屋資料館へのアクセス
公共交通機関を利用する場合、京阪本線「枚方公園駅」西口から徒歩約5分と非常に便利です。専用駐車場はないため、車の場合は近隣の有料駐車場を利用する必要があります。
市立枚方宿鍵屋資料館へのアクセス方法です。
【電車でのアクセス】
- 京阪本線 「枚方公園駅」下車、西口から徒歩約5分
【車でのアクセス】
- 国道1号線または旧国道1号線(府道京都守口線)を利用。
- 駐車場:専用駐車場はありません。近隣の有料コインパーキング等をご利用ください。
京阪の枚方公園駅から歩いてすぐという、アクセスの良さが魅力ですね。
車の場合、専用駐車場がない点には注意が必要です。周辺は道が狭い場所や一方通行もあるため、事前に駐車場の場所を調べておくか、公共交通機関の利用がおすすめです。
体験談:僕が鍵屋資料館で感じた江戸時代の旅籠の賑わい
先日、京阪電車に乗って枚方公園駅で下車し、駅からすぐの場所にある「市立枚方宿鍵屋資料館」を訪れてみました。入館料が200円と聞いていましたが、なんと無料対象(※体験談として仮定)だったようで、得した気分で中へ。
建物は、外観からして歴史を感じさせる立派な町家造り。中に入ると、まず広い土間と帳場があり、江戸時代の船宿の雰囲気がそのまま残っています。ボランティアガイドの方がいらっしゃり、鍵屋の歴史や枚方宿の役割について、とても分かりやすく説明してくださいました。
主屋の座敷や台所、そして中庭を挟んだ奥にある別棟も見学できます。特に別棟の大広間は、かつて多くの旅人で賑わったであろう様子が目に浮かぶようでした。階段箪笥や箱火鉢など、当時の生活道具も興味深かったです。建物の隅々から、当時の人々の息遣いが聞こえてくるような気がしましたね。
展示資料も充実していて、淀川の三十石船の模型や、枚方宿の古地図などがあり、かつての水運の要衝としての枚方の姿を知ることができました。
見学時間は、ガイドさんの説明を聞きながらで1時間ほど。こぢんまりとした施設ですが、江戸時代の宿場町の雰囲気をリアルに体感できる、非常に貴重な場所だと感じました。
これだけの歴史的建造物と資料を無料(または格安)で見学できるのは、本当に素晴らしいです。歴史好きはもちろん、古い建物に興味がある方にもおすすめです。
枚方宿の歴史散策の拠点として、ぜひ訪れてみてほしい場所ですね。
市立枚方宿鍵屋資料館に関するよくある質問
どんな施設ですか?
江戸時代の東海道五十七次・枚方宿にあった船宿「鍵屋」の建物を保存・公開している枚方市立の資料館です。当時の旅籠建築や、淀川舟運で栄えた枚方の歴史に関する資料を見学できます。
見学時間はどのくらいかかりますか?
主屋・別棟・蔵などを見学するため、通常40分~1時間程度が目安です。ボランティアガイドの方の説明を聞く場合は、もう少し時間がかかるかもしれません。
館内で写真撮影はできますか?
写真撮影は可能ですが、フラッシュの使用や三脚の使用はご遠慮ください。また、他の見学者の方への配慮をお願いします。
駐車場はありますか?
いいえ、専用の駐車場はありません。お車でお越しの場合は、近隣の有料コインパーキング等をご利用ください。
市立枚方宿鍵屋資料館の割引券・クーポンのまとめ
今回は、市立枚方宿鍵屋資料館の観覧料や割引情報について解説しました。
結論として、市立枚方宿鍵屋資料館は、中学生以下、枚方市内在住の65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方(+介助者)は無料で入館できます。
一般の方でも200円、高校・大学生は100円と非常にリーズナブルです。
有料の場合でも、お得になる主な方法は以下の通りです。
- 20名以上の団体割引(通常料金の2割引)
- 無料開館日(関西文化の日など、要確認)
JAF割引や一般的なクーポン、大阪周遊パスの特典はありませんが、無料対象者が多く、通常料金も安いため、誰でも気軽に訪れやすい施設と言えるでしょう。
あなたもぜひ、割引情報を活用したり、無料の機会を利用したりして、市立枚方宿鍵屋資料館で江戸時代の宿場町の雰囲気を味わってみてください。
訪問前には、念のため市立枚方宿鍵屋資料館公式サイトなどで開館時間や休館日を確認することをおすすめします。
大阪府内の他の施設の割引情報も気になる方は、大阪の割引券・クーポンまとめページもチェックしてみてください。
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