箱館奉行所の割引券とクーポン!幕末の歴史探訪をお得にする方法

函館の五稜郭公園内にある箱館奉行所、幕末の歴史を感じられる人気のスポットですよね。

でも、正規料金で入るのはもったいないかもしれません! 実は、箱館奉行所にはいくつかの割引方法が存在するんです。

この記事では、箱館奉行所の入館料をお得にするための割引券やクーポン情報を、分かりやすく解説していきます。知っているだけで節約できる方法、見逃せませんよ。

それでは、まず基本となる通常料金から見ていきましょう。

箱館奉行所の通常料金

【要点】

箱館奉行所の基本的な入館料は、一般が500円、学生・生徒・児童が250円です。この料金を基準に、様々な割引が適用される可能性があります。

箱館奉行所の通常料金は、区分によって異なります。まずは、割引前の基本料金を把握しておきましょう。

区分 通常料金
一般 500円
学生・生徒・児童 250円

※未就学児は無料です。

この基本料金から、さらにお得になる方法があるのは嬉しいですよね。どんな割引があるのか、詳しく見ていきましょう。

箱館奉行所で使える割引券・クーポン

【要点】

箱館奉行所では、団体割引、函館市民割引、障がい者割引などが用意されています。また、五稜郭タワーとの共通入館券を利用すると、それぞれ個別に入館するよりもお得になります。JAF会員割引など、提携サービスの割引が適用される場合もあります。

ここからは、箱館奉行所で利用できる可能性のある割引券やクーポンについて、一つずつ解説していきます。

あなたの条件に合う割引がきっと見つかるはずですよ。

団体割引

大人数で訪れる場合は、団体割引の利用がお得です。

20名以上で適用されるので、グループ旅行や社員旅行などで訪れる際には、ぜひ活用したい割引ですね。

区分 通常料金 団体割引料金(20名以上)
一般 500円 400円
学生・生徒・児童 250円 200円

一般なら100円、学生等なら50円も安くなるのは大きいですよね。

函館市民・市内就学者割引

函館市にお住まいの方や、市内の学校に通う小中学生は、なんと無料で入館できます! これは地元の方にとっては、非常に嬉しい特典でしょう。

また、函館市在住の65歳以上の方も無料になります。

利用する際は、住所や年齢、在学を証明できるもの(運転免許証、健康保険証、学生証など)を忘れずに提示してくださいね。

対象 通常料金 割引後料金
函館市在住/市内就学の小中学生 250円 無料
函館市在住の65歳以上 500円 無料

障がい者割引

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などをお持ちの方も、無料で入館できます。

さらに、介助者1名も無料になるので、付き添いの方も安心ですね。

こちらも、入館時に手帳の提示が必要となります。

対象 通常料金 割引後料金
手帳所持者本人 500円 or 250円 無料
介助者1名 500円 or 250円 無料

共通入館券(五稜郭タワー+箱館奉行所)

箱館奉行所と合わせて、隣接する五稜郭タワーも楽しみたいという方には、共通入館券がおすすめです。

別々にチケットを購入するよりもお得になりますよ。

区分 個別料金合計 共通入館券料金 割引額
一般 1,500円
(奉行所500円+タワー1,000円)
1,280円 220円
中・高校生 1,000円
(奉行所250円+タワー750円)
890円 110円
小学生 750円
(奉行所250円+タワー500円)
680円 70円

※五稜郭タワーの料金は展望料金です。

せっかく五稜郭まで来たなら、タワーからの眺めも楽しみたいですよね。この共通券は、両施設の窓口で購入できます。

その他提携割引(JAFなど)

上記以外にも、JAF会員証の提示などで割引が適用される場合があります。

JAF会員の方は、会員証を提示すると入館料が割引になることがあります。割引内容は変更される可能性があるので、お出かけ前にJAF公式サイトなどで確認しておくと確実でしょう。

また、特定のクレジットカードや会員サービスとの提携で割引が受けられる可能性もあります。ご自身の加入しているサービスで優待がないか、事前にチェックしてみるのも良いかもしれませんね。

ただ、多くの場合、割引額は団体割引と同程度(一般400円、学生等200円)になることが多いようです。

箱館奉行所の営業時間

【要点】

開館時間は季節によって異なり、夏季(4月~10月)は9時から18時まで、冬季(11月~3月)は9時から17時までです。最終入館は閉館の15分前となります。年末年始(12月31日~1月3日)は休館日です。

箱館奉行所の営業時間は、季節によって異なりますので注意が必要です。

  • 4月~10月:9:00~18:00
  • 11月~3月:9:00~17:00

最終入館は、いずれの期間も閉館時間の15分前までとなります。

また、休館日は年末年始(12月31日~1月3日)です。その他、臨時で休館する場合もあるため、訪問前には公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

箱館奉行所へのアクセス

【要点】

公共交通機関でのアクセスが便利です。函館市電「五稜郭公園前」停留場から徒歩約15分、函館バス「五稜郭公園入口」停留所からは徒歩約7分です。箱館奉行所専用の駐車場はないため、車の場合は五稜郭公園周辺の有料駐車場を利用する必要があります。

箱館奉行所は五稜郭公園の中にあります。アクセス方法は以下の通りです。

【公共交通機関でのアクセス】

  • 函館市電:「五稜郭公園前」停留場下車、徒歩約15分
  • 函館バス:「五稜郭公園入口」停留所下車、徒歩約7分

【車でのアクセス】

  • 駐車場:箱館奉行所専用の駐車場はありません。五稜郭公園周辺にある市営駐車場や民間のコインパーキングなどを利用してください。
  • 駐車料金:駐車場によって異なりますが、最初の1時間200円~300円、以降30分または1時間ごとに100円程度が目安です。

公園内を散策しながら向かうのも気持ちが良いので、公共交通機関の利用がおすすめです。特に桜の季節は、公園内の散策も格別ですよ。

体験談:僕が箱館奉行所でタイムスリップした話

先日、函館旅行の際に箱館奉行所を訪れてみました。五稜郭公園の星形の中心に、どっしりと構える奉行所の姿は、まさに圧巻でしたね。

僕は歴史に特別詳しいわけではないのですが、復元された建物の中に入ると、まるで幕末にタイムスリップしたかのような感覚に陥りました。太い梁や柱、広々とした畳の空間、当時の資料などが展示されていて、奉行所の役割や箱館戦争の歴史について、非常に分かりやすく学ぶことができました。

特に印象的だったのは、大広間ですね。ここで様々な会議や儀式が行われたのかと思うと、歴史の重みを感じずにはいられませんでした。シアターで上映されていた映像も、奉行所の歴史や復元の過程がよく分かり、見ごたえがありましたよ。

正直なところ、入館料500円は「少し高いかな?」とも思ったのですが、これだけ精巧に復元された歴史的建造物を見学できる価値を考えれば、十分に納得できる金額だと感じました。僕は今回、五稜郭タワーとの共通券(1,280円)を購入したので、タワーの展望料金と合わせると220円お得に見学できました。タワーからの五稜郭の眺めも素晴らしかったので、セットで見学するのがおすすめです。

館内は段差も少なく、エレベーターも設置されていたので、足腰に自信がない方や車椅子の方でも見学しやすいように配慮されていると感じました。ただ、公園入口から奉行所までは少し歩くので、時間に余裕を持って訪れるのが良いでしょう。

歴史好きはもちろん、そうでない方でも、日本の近代史の一端に触れることができる貴重な場所です。函館を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみる価値があると思います。あの独特の空気感は、写真だけでは伝わりませんからね。

箱館奉行所に関するよくある質問

雨の日でも楽しめますか?

はい、箱館奉行所は屋内施設ですので、天候に関わらず見学を楽しむことができます。ただし、五稜郭公園入口から奉行所までは屋外を歩くことになります。

再入場はできますか?

原則として再入場はできません。一度退館すると、再度入館料が必要になりますのでご注意ください。

支払い方法は何がありますか?

入館料の支払いは、現金のほか、一部クレジットカード(VISA, Master)や電子マネー(交通系ICカードなど)が利用可能です。詳細は現地でご確認ください。

ベビーカーや車椅子での見学はできますか?

はい、可能です。館内にはエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応しています。車椅子やベビーカーの貸し出しも行っているようですので、必要な場合は受付で相談してみてください。

見学の所要時間はどのくらいですか?

じっくり見学する場合でも、おおよそ1時間程度が目安です。シアターでの映像(約15分)を見る時間も考慮しておくと良いでしょう。

箱館奉行所の割引券・クーポンのまとめ

今回は、箱館奉行所の割引券やクーポン情報について解説しました。

函館市民割引や障がい者割引のように無料になるケースや、団体割引、共通入館券など、お得に入館する方法がいくつかありましたね。

正規料金でもその価値は十分にありますが、せっかくなら割引を利用して、少しでもお得に歴史体験を楽しみたいものです。

訪問前には、ご自身が利用できる割引がないか、この記事を参考にぜひチェックしてみてください。最新の情報は公式サイトでも確認できます。

あなたもこれらの情報を活用して、箱館奉行所での時間を賢く、そして深く満喫してくださいね。

公式サイト:https://www.hakodate-bugyosho.jp/