大阪府堺市にある「大仙公園」。
仁徳天皇陵古墳に隣接し、豊かな緑と文化施設が融合した美しい公園ですよね。
広大な敷地には博物館や日本庭園、茶室などがあり、散策だけでなく様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
大仙公園自体は入園無料の公園ですが、園内の有料施設をお得に利用する方法があるのをご存知でしたか?
この記事では、大仙公園内の施設(特に日本庭園)の割引情報を中心に、公園をより満喫するための情報をお届けします。
大仙公園の通常料金
大仙公園への入園は無料です。ただし、園内にある「日本庭園」「堺市博物館」「自転車博物館サイクルセンター」「堺市茶室」などの施設を利用する場合は、別途料金が必要です。
まず、基本的な料金体系を確認しましょう。
大仙公園そのものへの入園は無料です。いつでも気軽に訪れて、散策やピクニックなどを楽しむことができますね。
ただし、園内には有料の施設がいくつかあります。主な有料施設の料金は以下の通りです。
施設名 | 大人料金 | 小・中学生料金 | 備考 |
---|---|---|---|
日本庭園 | 200円 | 100円 | 未就学児無料 |
堺市博物館 | 200円 | 100円 | 未就学児無料、特別展は別料金 |
自転車博物館サイクルセンター | 500円 | 200円 | 未就学児無料 |
堺市茶室(伸庵・黄梅庵) (呈茶利用) |
400円 | 300円 | お菓子付き |
これらの施設を利用する際に、割引が適用される場合があります。
大仙公園で使える割引券・クーポン
大仙公園内の有料施設では、団体割引や特定の条件を満たすことで料金が割引または無料になります。特に日本庭園ではJAF会員割引も利用可能です。公園主催のイベントなどで割引が実施されることもあります。
大仙公園自体は無料ですが、園内の有料施設について、どのような割引があるか見ていきましょう。
日本庭園・堺市博物館などの有料施設
日本庭園や堺市博物館などの有料施設では、以下の条件に該当する場合、料金が割引または無料になることがあります。
- 団体割引:一般的に20名~30名以上の団体で利用する場合、割引料金が適用されることが多いです。施設によって条件が異なるため、事前に各施設へ確認が必要です。
- 堺市内在住の65歳以上の方:堺市博物館などは無料になる場合があります。年齢と住所がわかる証明書の提示が必要です。
- 障がい者手帳をお持ちの方:多くの施設で本人と介護者1名が無料または割引になります。手帳の提示が必要です。
- 年間パスポート:堺市博物館には年間パスポート(大人500円、小中学生250円)があります。頻繁に訪れる方にはお得です。
これらの割引を利用する際は、必ず各施設の公式サイトで最新情報や適用条件を確認してくださいね。
JAF会員割引(日本庭園)
大仙公園日本庭園では、JAF会員証を提示すると割引が受けられます。
会員本人を含む最大5名まで、入園料が割引になります。
区分 | 通常料金 | JAF割引料金 |
---|---|---|
大人 | 200円 | 160円 |
小・中学生 | 100円 | 80円 |
JAF会員の方は、忘れずに会員証を持参しましょう。
その他(イベントなど)
公園内で開催されるイベントや、季節によっては、特定の施設の割引キャンペーンが実施される可能性もあります。
例えば、過去には堺市博物館で特定の日に観覧料が無料になるキャンペーンなどが行われていました。
お出かけ前に、大仙公園や各施設の公式サイト、堺市の広報などをチェックしてみると、お得な情報が見つかるかもしれませんね。
大仙公園(日本庭園)の開園時間
大仙公園自体は常時開放されていますが、日本庭園の開園時間は季節によって異なります。通常は午前9時から午後5時まで(4月~10月)、冬季(11月~3月)は午前9時30分から午後4時30分までです。入園は閉園の30分前まで。休園日は月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始です。
大仙公園自体はいつでも入園できますが、ここでは代表的な施設である日本庭園の開園時間と休園日をご紹介します。
- 開園時間:
- 4月~10月:9:00~17:00 (入園は16:30まで)
- 11月~3月:9:30~16:30 (入園は16:00まで)
- 休園日:
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 年末年始
季節によって開園・閉園時間が変わるので注意が必要ですね。
他の施設(堺市博物館など)も、それぞれ開館時間や休館日が異なります。訪れたい施設の営業時間は、事前に公式サイトで確認しておくことを強くおすすめします。
大仙公園へのアクセス
電車でのアクセスは、JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩約5分と非常に便利です。車の場合は、公園内に複数の有料駐車場があります。特に大仙公園第1駐車場(約190台)などが利用しやすいでしょう。
大仙公園へのアクセス方法を、電車と車の両方でご紹介します。
【電車でのアクセス】
- JR阪和線 「百舌鳥(もず)駅」下車、徒歩約5分
【車でのアクセス】
- 阪神高速15号堺線 「堺出口」から約10分
- 阪神高速4号湾岸線 「大浜出口」から約10分
- 駐車場:大仙公園駐車場(第1~第4、緑の駐車場など複数あり、合計約500台以上)
- 第1駐車場(仁徳天皇陵古墳側):約190台
- 駐車料金(普通車):
- 最初の2時間まで:200円
- 以降1時間ごと:100円追加
- 1日最大:600円
駅からも近く、駐車場も複数あるのでアクセスしやすいですね。ただし、駐車場はイベント開催時などは混雑することもあるので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
体験談:僕が大仙公園で過ごした穏やかな午後
平日の午後に、リフレッシュを兼ねて一人で大仙公園を訪れてみました。
JR百舌鳥駅から歩いてすぐ、広大な緑地が目の前に広がります。まずは仁徳天皇陵古墳の荘厳な雰囲気に圧倒されつつ、その周りをゆっくりと散策しました。木々の緑が深く、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな時間でしたね。
その後、日本庭園へ。通常料金200円を支払い中に入ると、手入れの行き届いた美しい庭園が広がっていました。池泉回遊式の庭園は、歩くごとに景色が変わり、飽きることがありません。特に、池に映る木々や東屋(あずまや)の風情は格別でしたね。平日だったためか人も少なく、鳥のさえずりを聞きながら静かに景色を堪能できました。
庭園内には休憩所もあり、少し腰を下ろして庭を眺める時間も持てました。ただ、庭園内は思ったよりも広く、すべてをじっくり見ようとすると1時間以上はかかりそうです。もう少し時間に余裕を持てばよかったかな、と思いました。
全体を通して、大仙公園は自然と歴史が調和した素晴らしい空間だと感じました。無料で楽しめるエリアだけでも十分に広く、ウォーキングやランニングをしている人も多く見かけました。日本庭園も200円とは思えないほど見ごたえがあり、コストパフォーマンスは非常に高いです。
次回は家族を連れて、博物館なども含めて一日ゆっくり過ごしたい、そう思える公園でした。
大仙公園に関するよくある質問
大仙公園の入園は本当に無料ですか?
はい、大仙公園自体への入園は無料です。ただし、日本庭園、堺市博物館、自転車博物館サイクルセンター、堺市茶室などの園内施設を利用する場合は、それぞれ入園料や利用料が必要です。
雨の日でも楽しめますか?
公園内の散策は雨具が必要になりますが、堺市博物館や自転車博物館サイクルセンターなどの屋内施設は天候に関わらず楽しむことができます。
駐車場はありますか?料金は?
はい、公園内に複数の有料駐車場があります。料金は最初の2時間まで200円、以降1時間ごとに100円追加、1日最大600円(普通車)が目安です。場所によって料金体系が異なる場合もあるので、現地の案内をご確認ください。
ベビーカーや車椅子での利用は可能ですか?
はい、公園内は基本的にバリアフリーに配慮されています。日本庭園や堺市博物館なども車椅子やベビーカーで利用しやすいように整備されています。ただし、一部坂道や段差がある場所もあります。貸し出しについては各施設にお問い合わせください。
大仙公園の割引券・クーポンのまとめ
今回は、大仙公園とその園内施設の割引情報について解説しました。
大仙公園自体は無料で入園できる、市民の憩いの場です。
園内の有料施設を利用する際には、団体割引や、堺市内在住の65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方などは割引や無料になる場合があります。
また、日本庭園ではJAF会員割引も利用できます。
もともと各施設の料金設定はリーズナブルですが、該当する割引があればぜひ活用してお得に楽しみたいですよね。
訪れる際は、各施設の公式サイトで最新の割引情報や営業時間などを確認することをおすすめします。
大阪府内の他の施設の割引情報も気になる方は、大阪の割引券・クーポンまとめページもチェックしてみてください。
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