生前整理や遺品整理の準備では何をする?始めるタイミングから相談先までチェックポイント

生前整理や遺品整理の準備では何をする?始めるタイミングから相談先までチェックポイント

生前整理の準備を始めて、生きている間に身の周りを整理したいと思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、生前整理で具体的に何をするのかわからない方もいるでしょう。また、いつ頃から始めればいいのかも気になりますよね。そこで今回は、生前整理の準備では何をするのか、いつ頃から始めるのかなど、詳しく解説していきます。

生前整理の準備の方法について

生前整理は、死後に遺族に迷惑をかけないように、遺品となり得るものを整理しておくことです。生前整理の対象には、思い出の品などだけではなく、貯金や有価証券、会員権なども含まれます。しっかり生前整理することで、遺族が遺品整理に困らなくなります。生前整理の準備をする際には、生前整理のメリットも確認しておきましょう。メリットを把握しておくことで、どのように生前整理をするべきか見えてきます。ここでは、生前整理の準備に関して、以下の項目を解説していきます。

・生前整理の準備では何をするのか
生前整理では、どのような準備をどの順番で行うのか解説しています。

・生前整理の準備を始めるタイミング
生前整理の準備をどのタイミングで始めることが大切か解説しています。

・生前整理の準備をするうえで大切なこと
生前整理の準備をするうえで何が大切なのか解説しています。

・生前整理の準備をするメリット
生前整理の準備には、自分や家族にどのようなメリットがあるのか解説しています。

・生前整理の準備の相談先
生前整理の準備を始めるうえで相談できる団体や業者について解説しています。

生前整理の準備では何をするのか

生前整理の準備では、具体的に何をするのでしょうか。不用品の処分や部屋の片づけ、財産の整理、遺言書の作成などがあります。ここでは、生前整理の準備の順番と具体的な方法を詳しくご紹介します。

不用品を処分する

まずは、不用品を処分しましょう。嫁入り道具の大型のタンスなどは代々継がれるものではなく、遺族が処分に困ってしまう場合があります。そのため、生前整理の際に処分してしまうことを検討しましょう。また、ピアノやギターなど楽器類も処分することをおすすめします。楽器類は、状態次第では高価買取が期待できます。老後の資金にすることも可能なため、不用品は積極的に処分しましょう。

また、切手や骨とう品なども高価買取できるケースもあるため、整理しておくことが大切です。ただし、あまりにも高価なものは売らずに残しておくことをおすすめします。家宝や形見として、そのまま代々受け継がれる可能性もあるため、売るのであれば事前に家族に相談しましょう。

重要書類を整理する

事業を経営しているような場合は、重要書類を整理しておきましょう。取引先との契約書などの重要書類を整理しておき、いざというときに家族が困らないようにしておくことが大切です。また、重要書類は関係者による盗難にあう可能性もあるため、すぐにわかる場所には保管しないようにしましょう。

金庫などに保管して、自分と家族以外は触れられないようにしておくことが大切です。株券や保険の証書の他、印鑑証明なども一緒に保管しておきましょう。

部屋の大掃除や片づけ

次に、部屋の大掃除や片づけをしましょう。亡くなるまでの間に再び大掃除が必要になる可能性は十分にありますが、生前整理の準備を始める段階で、一度部屋をきれいにしておくといいでしょう。生前整理をしている気持ちになれるため、最後までモチベーションを保って作業をしやすくなります。

片づけでは、不用品と必要なものに分けましょう。段ボールに「不用品」、「いるもの」などと書き、仕分けするとスムーズに片づきます。片づけのときに問題となるのが、後から使うと思って捨てられず、結局何も片づかないことです。残すかどうか迷ったものは、全て捨てるようにしましょう。

結局、大部分のものが残ることになり、十分な生前整理になりません。

不動産などの財産の処分

不動産などの財産の処分についても考えましょう。相続の際には、不動産も財産として換算されます。不動産の価額から相続額が算出され、一定額を超える場合は相続額がかかります。そのため、不動産を現金に換えておいても問題ありません。

不動産を現金に換えておくことには、もう1つ理由があります。相続人が複数いる場合、誰が不動産を引き継ぐかで揉める可能性があります。更地の場合は、土地の切り取って分けることも可能ですが、切り取ることで買い手がつきにくくなったり、家を建てにくくなったりする恐れがあります。

また、住宅の場合は切り取ることができないため、公平な分配が難しくなるでしょう。そのため、不動産を売却してお金に換えて、相続人が分けるというのが通例です。つまり、今不動産を売っておかなければ、自分が亡くなってから遺族が不動産を売却することになります。

不動産の買い手がすぐに見つかるとは限らず、公平な遺産の分配に時間がかかるかもしれません。そうなると、相続人同士で揉める可能性もあります。そのため、生前のうちに処分できる不動産は処分しておき、分けやすいようにお金に換えることが大切です。

エンディングノートを作る

エンディングノートは、人生の終わりを迎えるにあたり、どのような感情を持っているのか、今から死ぬまでの間に何をしたいのかなどを書く記録のようなものです。その他、自分の名前や身長、体重、性格、嬉しかったことや悲しかったことなど、自分の人生に関わる情報を何でも書く場合もあります。

また、自分の通夜や葬儀に呼んでほしい友人の名前や連絡先などを書いてもいいでしょう。その他、自分が亡くなった後の遺品についてや、葬儀の方法など何でも書いて問題ありません。

エンディングノートの書式にはルールがないので、好きなデザインのノートを選びましょう。

遺言書を作る

遺言書は、法的強制力を持ちます。遺産相続や今後のことについて、遺言書に詳しく記載しておきましょう。遺産相続に関することは、エンディングノートに書いても法的強制力がないため注意が必要です。また、遺言書の書き方は特殊で、条件を満たしていなければ法的強制力が発揮されません。そのため、専門家に相談しながら作成することが大切です。

遺言書作成の相談ができるのは、弁護士、税理士、司法書士、行政書士です。弁護士の場合は、遺言書の内容で紛争が起きた際に、故人の代理人として交渉できます。ただし、他の専門家よりも依頼料が高く設定されています。相続税の相談などもしたい場合は、税理士がおすすめです。ただし、弁護士のように代理人としての交渉はできません。

行政書士は、書類作成の専門家のため、遺言書を安く受けてもらえます。ただし、相続税の相談や代理人などの業務は行えません。

生前整理の準備を始めるタイミング

生前整理の準備を始めるタイミングは人それぞれですが、主に次のようなときに準備し始める方が多いようです。

定年を迎えて退職した

定年を迎えて隠居生活に入ったことで、人生の終わりに向けて準備したいと考えるようになる方もいます。第二の人生を始めるにあたり、生前整理の準備を進めることで、終わりに向けて行動できるようになります。仕事をやめてすぐは時間に余裕もできるため、生前整理の準備をするタイミングとしては最適と言えるでしょう。

70歳を迎えた

80歳前後で亡くなる方が多いことから、70歳の時点で終活を始める方も多いようです。まだ、身体を自由に動かせて、認知症などにもかかっていないケースも多いため、生前整理を始めるのに適したタイミングと言えるでしょう。

配偶者が亡くなったとき

配偶者が亡くなった際には、人生の終わりを予感する方が少なくありません。自分もいずれこの世を去ることを実感し、生前整理を進める気持ちが強くなる場合があります。また、配偶者が急に亡くなり、色々と苦労をした経験から、子供に同じ思いをさせたくないと感じ、生前整理の準備を始めるようになるかもしれません。

特にきっかけがない

何のきっかけもなく、思い立ったときに生前整理の準備を始める方もいます。思い立ったときにすぐ行動することで、途中で準備をやめるようなことを防げるでしょう。後から生前整理の準備を始めようと思い、そのまま何年も過ぎてしまうことは珍しくありません。

生前整理の準備をするうえで大切なこと

生前整理の準備をするうえで大切なのは、単なる整理ではなく、人生の終わりを意識して整理することです。そのときの感情だけで、必要なものと不要なものを分けるのではなく、自分がこの世を去り、遺品を家族がどう扱うかを予想して整理しましょう。

残しておくと邪魔に思われたり、結局捨てられたりするものは、処分しておくことが大切です。また、生前整理はゆっくり進めるのではなく、期間を決めて行うことが重要です。人は、いつ亡くなるかわかりません。そのため、いつまでにどこまで終わらせるかを決め、中途半端にならないようにしましょう。

生前整理の準備をするメリット

生前整理の準備を進めるにあたり、メリットを確認しておくことが大切です。メリットを把握したうえで進めることで、途中で挫折しにくくなるでしょう。生前整理の準備のメリットは次のとおりです。

遺族の負担を減らせる

生前整理をせずに亡くなった場合、遺族が忙しい中から集まって遺品整理をすることになります。どれだけの資産や負債があるのかもわからない状態で整理することは、非常に手間がかかります。生前整理をすることで、遺族の負担を大きく減らすことができるのです。

家族が争うリスクを減らせる

資産の場所を明確にし、何を誰に相続するのかを遺言書に記載しておくことで、家族が争うリスクを減らせます。遺言書に書かれた内容は、法律の範囲を超えなければ最優先されるため、家族は従わざるを得ません。全員が公平に遺産を相続できるような方法を遺言書に記載しておきましょう。

心機一転できる

生前整理の準備をすることで、いずれこの世を去ることを実感し、余生をより良いものにしようという気持ちが芽生える場合があります。第二の人生を歩むことを実感し、心機一転できるでしょう。

生前整理の相談先

生前整理の相談先は、遺品整理などを行う業者です。生前整理専門の業者はいませんが、生前整理も遺品整理も要領は同じのため、問題なく作業してもらえます。必要なものと不要なものの仕分けや、大型の不用品の回収など様々なサポートを受けられます。

業者のサポートを受けることで、短期間で生前整理ができます。また、身体への負担も減らせるため、健康に不安がある方でも生前整理ができるのです。

おわりに

生前整理の準備を始めるタイミングは人それぞれですが、思い立ったときに始めるのがおすすめです。いつか生前整理しようと思っていても、なかなか時間を作れなかったり、健康上の理由で整理が進まなかったりします。生前整理をすることで、家族の負担を減らしたり紛争を回避したりできます。自分のためでもあり、家族のためでもあるので、できるだけ生前整理しておくことが大切です。

生前整理で大変なのは、不用品と必要なものを分ける作業でしょう。なかなか一人では進まないケースもあるので、無理をせず業者に相談することをおすすめします。わざわざ店まで運ばなくても、その場で不用品を買い取ってもらうこともできます。年齢を重ねると、自由に身体を動かせなくなったり、体力が低下して長時間の作業ができなくなったりします。

そのため、業者のサポートを受けることがおすすめなのです。生前整理の準備は、部屋の掃除や片づけ、資産の整理や重要書類の整理、遺言書の作成など様々な項目があります。それぞれの専門家のサポートを受けて、確実にこなしていきましょう。

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