渋沢史料館の割引クーポンまとめ!飛鳥山3館共通券がお得

一万円札の顔、渋沢栄一。

彼が最晩年を過ごした東京・飛鳥山の旧邸宅跡にあるのが「渋沢史料館」ですよね。「日本の資本主義の父」とも呼ばれる彼の生涯と功績を、貴重な資料と共に学べる場所です。

入館料はもともと非常にリーズナブルですが、実はさらに安くなる割引券やお得な共通券がしっかり用意されているんです。

この記事では、渋沢史料館の割引情報を徹底的にリサーチし、あなたが使えるお得なクーポン情報を詳しく解説していきます。

渋沢史料館の通常料金

【要点】

渋沢史料館の通常入館料は、大人が300円、小中高生が100円と非常に安価です。飛鳥山公園内の他2施設(北区飛鳥山博物館・紙の博物館)との共通券もあり、そちらを利用するとさらにお得になります。

まず、割引前の通常料金を確認しておきましょう。

料金は非常にシンプルで、誰でも訪れやすい価格設定になっています。

区分 通常料金
一般 300円
小・中・高校生 100円

この基本料金から、さらに割引を適用できる方法がいくつか存在します。

渋沢史料館で使える割引券・クーポン

【要点】

渋沢史料館では、JAF会員証の提示 や東京メトロの一日乗車券(CHIKA TOKU)の提示 で個人でも団体料金が適用されます。また、飛鳥山公園内の他2館と合わせた「3館共通券」が最も割引率の高い選択肢の一つです。

ここからは、具体的にどんな割引券やクーポンがあるのか、一つずつ見ていきましょう。

あなたの利用シーンに合った、一番お得な方法がきっと見つかりますよ。

飛鳥山3つの博物館 共通券

渋沢史料館がある飛鳥山公園には、「北区飛鳥山博物館」と「紙の博物館」も隣接しています。

この3館すべてに入館できるお得な共通券が販売されています。 これが、複数の施設を回る方にとっては最大の割引になりますね。

区分 通常料金(3館合計) 3館共通券 料金 割引額
一般 900円
(300円×3施設)
800円 100円お得
小・中・高校生 300円
(100円×3施設)
320円

大人の場合は3館を個別に買うより100円安くなります。ただし、小中高生は共通券の方が20円高くなってしまうので、個別に購入した方がお得です。

この共通券は有効期間が発行日から3ヶ月間あるため、1日で無理に3館回らなくても良いのが嬉しいポイントですよね。

ただし、この共通券は過去に販売を一時停止していた期間があります。2024年9月1日から販売が再開されていますが、訪れる前には公式サイトで販売状況を確認しておくと安心です。

JAF会員割引

JAF(日本自動車連盟)の会員証をお持ちの方は、窓口で提示すると入館料が20%割引になります。

  • 一般: 300円 → 240円
  • 小・中・高校生: 100円 → 80円

この割引は会員本人を含む4名まで適用されます。ただし、他の割引や3館共通券との併用はできません。

東京メトロ「CHIKA TOKU」サービス

東京メトロの企画乗車券(24時間券など)をお持ちの方は、「CHIKA TOKU」サービスの特典として割引が受けられます。

窓口で対象の乗車券を提示すると、JAFと同じく団体料金が適用されます。

  • 一般: 300円 → 240円
  • 小・中・高校生: 100円 → 80円

電車で訪れる方には、手軽で使いやすい割引ですよね。

ミュージアムぐるっとパス

渋沢史料館は、「ミュージアムぐるっとパス」の対象施設です。

このパスは、東京を中心とする102の美術館や博物館などの入場券や割引券がセットになったお得なチケットブック(QRコードチケット)です。

価格は2,500円で、最初に利用した日から2ヶ月間有効です。

渋沢史料館(300円)だけで元を取ることはできませんが、もしあなたが他の多くの対象施設も一緒に巡る予定があるなら、このパスを利用すると結果的に非常にお得になりますよ。

団体割引(20名以上)

20名以上のグループで利用する場合は、自動的に団体割引が適用されます。

  • 一般: 300円 → 240円
  • 小・中・高校生: 100円 → 80円

障がい者割引

各種障がい者手帳をお持ちの方は、入館料が半額になります。また、介助者1名は無料で入館できます。

  • 一般: 300円 → 150円 (介助者1名無料)
  • 小・中・高校生: 100円 → 50円 (介助者1名無料)

アソビューやベネフィットのクーポンは?

お得なクーポンの代名詞でもある、アソビュー!やベネフィット・ステーション、デイリーPlusなどの会員優待サービスについても調べてみました。

残念ながら、これらのサービスで渋沢史料館の割引クーポンは見当たりませんでした。

JAFやCHIKA TOKU、または共通券の利用を検討するのが良さそうです。

渋沢史料館の営業時間・休館日

【要点】

営業時間は午前10時から午後5時まで(最終入館は午後4時30分)です。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日が休館)と年末年始、展示替期間などです。

渋沢史料館の営業時間は、以下の通りです。

  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:
    • 毎週月曜日(祝日の場合は開館し、その翌平日が休館)
    • 年末年始
    • その他、展示替期間などで臨時休館する場合あり

月曜日が基本的なお休みですが、祝日の場合は開館してくれるのが嬉しいポイントです。お出かけの前に公式サイトで開館カレンダーを確認しておくと確実でしょう。

渋沢史料館へのアクセス

【要点】

電車でのアクセスが非常に便利で、JR京浜東北線「王子駅」南口から徒歩5分、東京メトロ南北線「西ケ原駅」から徒歩7分です。専用駐車場はないため、公共交通機関の利用が推奨されます。

渋沢史料館へのアクセス方法です。飛鳥山公園の中にあります。

【電車でのアクセス】

  • JR京浜東北線 「王子駅」南口下車、徒歩約5分
  • 東京メトロ南北線 「西ケ原駅」下車、徒歩約7分
  • 都電荒川線 「飛鳥山停留場」下車、徒歩約4分

どの路線からもアクセスしやすいのが魅力ですね。

【車でのアクセス】

  • 駐車場:渋沢史料館専用の駐車場はありません
  • 車で訪れる場合は、飛鳥山公園の駐車場(有料)などを利用することになりますが、公園利用者が多いため、特に週末は公共交通機関の利用がおすすめです。

体験談:僕が渋沢史料館で日本の資本主義の原点に触れた日

先日、新一万円札の顔になる渋沢栄一ってどんな人なんだろう?と思い、飛鳥山公園にある渋沢史料館を訪れてみました。

僕はJAF会員なので、会員証を見せて300円が240円に。ちょっとした割引ですが、やっぱり嬉しいですよね。

史料館本館の展示ももちろん見ごたえがありましたが、僕が感動したのは、旧渋沢邸の「晩香廬(ばんこうろ)」と「青淵文庫(せいえんぶんこ)」という2つの建物です。これらは大正時代に建てられた実際の建物で、中に入ることができるんです。

特に「晩香廬」は、渋沢栄一がお客様を迎えるために使った洋風の小さな建物で、ステンドグラスや調度品が本当に美しく、当時の空気がそのまま残っているようでした。

「青淵文庫」の書庫の重厚な雰囲気も圧巻でしたね。ここで日本の未来について多くのことが語られたのかと思うと、なんだか背筋が伸びる思いがしました。

一つだけ注意点を挙げるとすれば、これらの歴史的建造物は靴を脱いでスリッパで見学するスタイルです。脱ぎ履きしやすい靴で行くとスムーズかもしれません。

300円(僕は240円でしたが)で、これだけ濃密な歴史と美しい建築に触れられるのは、東京の穴場スポットだと思います。飛鳥山公園の豊かな自然にも癒され、とても知的な休日になりました。

渋沢史料館に関するよくある質問

雨の日でも楽しめますか?

はい、史料館本館、晩香廬、青淵文庫はいずれも屋内施設ですので、雨の日でも天候を気にせずゆっくりと楽しむことができます。

再入場はできますか?

はい、当日に限り再入場が可能です。受付で入館券を提示すれば、当日は何度でも再入場できますよ。

支払い方法は何がありますか?

入館料の支払いには、現金のほか、各種クレジットカード(VISA、MasterCard、JCBなど)、電子マネー(Suica、PASMO、iDなど)が利用可能です。

ベビーカーや車椅子での利用は可能ですか?

史料館本館は、エレベーターやバリアフリートイレが完備されており、車椅子やベビーカーでの観覧が可能です。ただし、歴史的建造物である晩香廬と青淵文庫は、構造上、車椅子やベビーカーのまま入室することが難しい場合があります。詳しくは現地スタッフの方にご相談ください。

渋沢史料館の割引券・クーポンのまとめ

今回は、渋沢史料館の割引券やクーポンについて詳しく解説しました。

通常料金が300円と非常に安い上に、JAFや東京メトロの割引を使えば240円になります。

もし飛鳥山公園の他の2つの博物館(北区飛鳥山博物館・紙の博物館)も楽しみたいなら、「3館共通券(800円)」を利用するのが最もお得です。

また、多くの博物館を巡る予定がある方は「ミュージアムぐるっとパス」も選択肢に入りますね。

あなたもぜひ、この記事で紹介した方法を使って、渋沢史料館での知的な一日を賢く楽しんでくださいね。

お出かけの際は、特別展の開催状況や共通券の販売状況を渋沢史料館の公式サイトで確認することをおすすめします。

東京都の他の施設の割引情報に興味がある方は、東京都の割引券・クーポンまとめページもチェックしてみてください。