大阪府吹田市にある広大な「万博記念公園」。
1970年の日本万国博覧会の跡地を利用した公園で、岡本太郎作の「太陽の塔」があまりにも有名ですよね。
自然文化園や日本庭園、文化施設などがあり、一日中楽しめる人気のスポットです。
この万博記念公園、実は正規料金で入園するのは少しもったいないかもしれません。
なぜなら、いくつかの割引方法や、条件によっては無料になる日も存在するからです。
この記事では、万博記念公園の入園料をお得にするための割引券やクーポン情報を徹底的に解説します。あなたの知らない節約術がきっと見つかりますよ。
万博記念公園の通常料金
万博記念公園の主な有料エリアである「自然文化園」と「日本庭園」は共通料金で、大人が260円、小中学生が80円です。未就学児は無料。太陽の塔内部観覧やEXPO’70パビリオンなどは別途料金が必要です。
まずは、割引前の通常料金を把握しておきましょう。
万博記念公園は広大ですが、主な有料エリアは「自然文化園」と「日本庭園」で、これらは共通の入園料で楽しめます。
| 区分 | 通常料金(自然文化園・日本庭園共通) |
|---|---|
| 大人 | 260円 |
| 小中学生 | 80円 |
| 未就学児 | 無料 |
※太陽の塔内部観覧、国立民族学博物館、大阪日本民芸館、EXPO’70パビリオンなどの施設は別途入館料が必要です。
この基本料金から、さらに割引を適用できる方法があります。
万博記念公園で使える割引券・クーポン
万博記念公園では、団体割引、障がい者割引、年間パスポート、特定のクレジットカード提示による割引があります。また、「関西文化の日」など無料開園日も設定されています。JAF割引や大阪周遊パスの特典は基本的にありません。
ここからは、万博記念公園の入園料がお得になる具体的な割引方法をご紹介します。
残念ながら、広く知られているJAF会員割引や大阪周遊パスの無料特典は対象外のようですが、見逃せない割引がいくつかありますよ。
団体割引
20名以上のグループで利用する場合は、団体割引が適用されます。
学校の遠足やグループ旅行などで訪れる際にはお得になりますね。
| 区分 | 通常料金 | 団体割引料金(20名以上) |
|---|---|---|
| 大人 | 260円 | 210円 |
| 小中学生 | 80円 | 60円 |
事前に予約が必要かどうかなど、詳細は公式サイトで確認してください。
障がい者割引
身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳などをお持ちの方は、入園料が無料になります。
さらに、介護者の方1名も同様に無料となるため、付き添いの方も安心です。
入園時に各門の窓口で手帳を提示する必要があります。
年間パスポート
万博記念公園に何度も訪れる予定がある方には、年間パスポートが断然お得です。
1年間、自然文化園と日本庭園に何度でも入園できます。
| 区分 | 年間パスポート料金 | 通常料金(参考) | 元を取るための来園回数 |
|---|---|---|---|
| 大人 | 3,140円 | 260円 | 約13回 |
| 小中学生 | 1,050円 | 80円 | 約14回 |
月に1回以上訪れるようなヘビーユーザーなら、購入を検討する価値は十分にありますね。季節ごとの変化を楽しみたい方にもおすすめです。
エメラルドSTACIAカード割引
阪急阪神グループのクレジットカード「エメラルドSTACIAカード」をお持ちの方は、カード提示で割引が受けられます。
意外と知られていないかもしれないこの割引、対象カードを持っているなら活用しない手はありません。
| 区分 | 通常料金 | 割引後料金 |
|---|---|---|
| 大人 | 260円 | 234円 (10%割引) |
| 小中学生 | 80円 | 72円 (10%割引) |
会員本人だけでなく、同伴者も割引対象になる場合があるので(人数制限等は要確認)、家族や友人と一緒に行く際にも役立ちますね。入園券購入時にカードを提示してください。
無料開園日
年に数回、自然文化園と日本庭園が無料開放される日があります。
代表的なのは、例年11月に開催される「関西文化の日」です。この期間中の指定された日は、多くの文化施設とともに入園無料となります。
他にも、公園の記念イベントなどで無料開放される可能性もあります。
ただし、無料開園日は大変混雑することが予想されます。日程は毎年変動する可能性があるので、必ず事前に万博記念公園の公式サイトで確認してください。
万博記念公園の営業時間
万博記念公園の開園時間は、午前9時30分から午後5時までです。入園は閉園30分前の午後4時30分までとなります。休園日は毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始です。イベント開催時などに時間が変更されることもあります。
万博記念公園の基本的な開園時間と休園日は以下の通りです。
- 開園時間:9:30~17:00 (入園は16:30まで)
- 休園日:
- 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌平日)
- 年末年始
桜まつり期間やイベント開催時など、時期によっては開園時間が延長されたり、休園日が変更になったりすることもあります。
お出かけ前には、必ず公式サイトで最新の運営状況を確認するようにしましょう。
万博記念公園へのアクセス
公共交通機関でのアクセスが便利です。大阪モノレール「万博記念公園駅」または「公園東口駅」が最寄りです。車の場合は、名神高速道路・近畿自動車道・中国自動車道の「吹田IC」から約5分。公園周辺に複数の大規模な有料駐車場があります。
万博記念公園へのアクセス方法です。
【電車・モノレールでのアクセス】
- 大阪モノレール 「万博記念公園駅」または「公園東口駅」下車すぐ
- (JR線利用の場合:JR「茨木駅」から路線バス)
- (阪急線利用の場合:阪急「茨木市駅」「山田駅」、北大阪急行「千里中央駅」から路線バスまたはモノレール乗り換え)
【車でのアクセス】
- 名神高速道路・近畿自動車道・中国自動車道 「吹田IC」から約5分
- 駐車場:東駐車場、南駐車場、中央駐車場、西駐車場など、合計約4,300台収容可能
- 駐車料金は入口や曜日・時間帯によって異なります。
- 例:日本庭園前駐車場(普通車)
- 平日:2時間まで410円、以降1時間ごと210円追加、当日最大1,100円
- 土日祝:2時間まで620円、以降1時間ごと310円追加、当日最大1,600円
モノレールの駅が公園に直結しているので、公共交通機関でのアクセスが非常に便利ですね。
車の場合も高速道路のインターチェンジから近く、駐車場も多数用意されていますが、特に大きなイベント開催時や行楽シーズンの週末は、満車になることや周辺道路が渋滞することもあるため、時間に余裕を持つか、公共交通機関の利用を検討するのがおすすめです。
体験談:僕が万博記念公園で過ごした、広大さと発見の一日
週末に家族で万博記念公園に行ってきました。
大阪モノレールに乗って「万博記念公園駅」で降りると、目の前にあの「太陽の塔」がどーんと現れて、子どもたちも僕も「おおーっ!」と思わず声を上げてしまいました。写真で見るのとは違う、実物の迫力はすごいですね。
今回は自然文化園と日本庭園が目当てだったので、共通券(大人260円、小中学生80円)を購入して入園。まずは太陽の塔の周りを散策し、その大きさと独特のデザインを間近で堪能しました。
園内はとにかく広い!芝生広場ではたくさんの家族連れが遊んでいて、僕たちも持参したボールで少し遊びました。その後、日本庭園へ。こちらは打って変わって静かで落ち着いた雰囲気。手入れされた庭園は美しく、歩いているだけで心が和みましたね。
ただ、本当に広大なので、一日ですべてを回りきるのは難しいと感じました。今回は見送りましたが、園内を走る「森のトレイン」などを利用するのも良いかもしれません。また、園内の食事処は少し混雑している印象だったので、お弁当を持参するか、時間をずらして利用するのが良さそうです。
入園料が手頃な割に、一日中遊べるだけの広さと多様な施設があるのは、万博記念公園の大きな魅力ですね。今回は利用しませんでしたが、年間パスポートを買って、季節ごとに訪れるのも楽しそうだなと思いました。
子どもたちは走り回って大満足、大人も自然の中でリフレッシュできる、素晴らしい公園でした。次は国立民族学博物館なども訪れてみたいです。
万博記念公園に関するよくある質問
雨の日でも楽しめますか?
自然文化園や日本庭園など屋外エリアが多いですが、国立民族学博物館、大阪日本民芸館、EXPO’70パビリオンなどの屋内施設もあります。雨具があれば屋外散策も可能ですが、天候に合わせて計画するのがおすすめです。
再入園はできますか?
はい、当日に限り再入園が可能です。退園時に各ゲートの係員に申し出て、手にスタンプを押してもらうなどの手続きをしてください。
支払い方法は何がありますか?
入園券の購入は、現金のほか、主要なクレジットカード、電子マネー(交通系ICカードなど)、QRコード決済が利用可能です。施設内の店舗などでは異なる場合があるのでご注意ください。
ベビーカーや車椅子の貸し出しはありますか?授乳室はありますか?
はい、各ゲートでベビーカー(有料)と車椅子(無料)の貸し出しを行っています。数に限りがあります。また、園内各所に授乳室やおむつ替えスペースが設置されているので、小さなお子様連れでも安心して利用できます。
万博記念公園の割引券・クーポンのまとめ
今回は、万博記念公園の入園料に関する割引券やクーポン情報について詳しく解説しました。
自然文化園・日本庭園の共通入園料は大人260円、小中学生80円とリーズナブルですが、さらにお得になる方法があります。
主な割引・無料方法は以下の通りです。
- 20名以上の団体割引
- 障がい者手帳の提示(本人+介護者1名無料)
- 年間パスポートの利用
- エメラルドSTACIAカードの提示(10%割引)
- 無料開園日(関西文化の日など)
JAF割引や大阪周遊パスの特典はありませんが、対象となる割引を利用すれば、お得に広大な公園を満喫できますね。
特に無料開園日は魅力的ですが、混雑も予想されます。
あなたもぜひ、これらの情報を活用して、万博記念公園での一日を賢く、そして存分に楽しんでください。
お出かけ前には、万博記念公園公式サイトで最新のイベント情報や開園時間を確認することをお忘れなく。
大阪府内の他の施設の割引情報も気になる方は、大阪の割引券・クーポンまとめページもチェックしてみてください。
この記事には広告を含む場合があります。