瑠璃光院の拝観には、通常とは異なる特別なシステムがありますよね。
一般的な割引券やクーポンは基本的に存在しませんが、その美しい庭園を拝観するための方法を知っておくことが、ある意味で「お得」に繋がります。
この記事では、瑠璃光院の拝観料や、春と秋の特別拝観期間、予約方法など、瑠璃光院を訪れる前に知っておきたい情報を詳しく解説していきますね。
それでは、まず瑠璃光院の拝観料から見ていきましょう。
瑠璃光院の通常料金
瑠璃光院は通常非公開であり、春と秋の特別拝観期間のみ入ることができます。拝観料は一般２，０００円です。中高生は１，０００円、小学生以下は無料ですが、同伴者が必要です。
瑠璃光院は、いつでも拝観できるわけではなく、春と秋の年２回、期間限定で特別拝観が行われます。そのため、一般的な意味での「通常料金」というものは設定されていませんが、特別拝観時の拝観料は以下のようになっています。
| 区分 | 特別拝観料 |
|---|---|
| 一般 | ２，０００円 |
| 中高生 | １，０００円 |
| 小学生 | 無料（要保護者同伴） |
| 未就学児 | 無料（要保護者同伴） |
| 付添（介助）の方 | １，０００円 |
この拝観料には、書院にてお写経用紙（ボールペン付き）またはオリジナルクリアファイルのどちらかが含まれています。
他の寺院と比較すると少し高めの設定かもしれませんが、あの息をのむような美しい景色を堪能できるなら納得、と感じる方が多いのではないでしょうか。
瑠璃光院で使える割引券・クーポン（拝観方法・予約）
瑠璃光院の拝観には、原則として事前予約が必要です。公式サイトからのみ予約可能で、拝観期間や時間帯が指定されています。一般的な割引券やクーポンは存在しませんが、団体割引（２０名以上）が適用される場合があります。
残念ながら、瑠璃光院では、一般的な観光施設のような割引券やクーポンは発行されていません。
しかし、拝観するためには特別な手続きが必要なので、その方法を詳しく見ていきましょう。これを知っておくことがスムーズな拝観、つまり時間を無駄にしない「お得」な方法と言えるでしょう。
特別拝観について
瑠璃光院が一般に公開されるのは、春（例年４月〜６月頃）と秋（例年１０月〜１２月頃）の特別拝観期間のみです。これ以外の期間は拝観することができません。
特別拝観の期間は毎年変動するため、必ず事前に公式サイトで確認するようにしましょう。
「いつか行きたいな」と思っている方は多いと思いますが、行ける時期が限られているので注意が必要ですよね。
予約方法
特別拝観期間中に瑠璃光院を訪れるには、原則として公式サイトからの事前予約が必要です。
予約は、拝観希望日の数週間前から開始されることが多いようです。予約枠には限りがあり、特に紅葉シーズンの週末などはすぐに埋まってしまうため、早めの予約が必須となります。
予約時には、希望の日時を選択し、拝観料をオンラインで決済する流れになります。
公式サイト以外での予約や、当日券の販売は基本的に行われていないので、注意してくださいね。
予約手続きを忘れてしまうと、せっかく現地に行っても拝観できない…なんて悲しいことになりかねません。
割引・優待情報
前述の通り、個人向けの割引券やクーポンはありません。
ただし、２０名以上の団体については、団体割引が適用される場合があるようです。料金や予約方法については、直接瑠璃光院へお問い合わせください。
また、障害者手帳をお持ちの方の付添（介助）の方は、拝観料が１，０００円となります。ご本人は一般料金が必要です。
広く門戸が開かれているわけではないからこそ、あの静謐な空間が保たれているのかもしれませんね。
瑠璃光院の営業時間（特別拝観期間）
特別拝観期間中の拝観時間は、通常午前１０時から午後５時（最終受付午後４時３０分）までです。ただし、時期や曜日によって変動する可能性があるため、予約時に公式サイトで正確な時間を確認することが重要です。
特別拝観期間中の瑠璃光院の拝観時間は、以下の通りです。
- 拝観時間：１０：００〜１７：００
- 受付終了：１６：３０
ただし、これも期間や状況によって変更される可能性があるため、予約時に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
限られた時間だからこそ、一層その価値を感じられるのかもしれませんね。
瑠璃光院へのアクセス
公共交通機関でのアクセスが推奨されています。最寄り駅は叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」または京都バス「八瀬駅前」で、どちらからも徒歩約５〜７分です。駐車場は無いため、車の場合は周辺のコインパーキングを利用する必要があります。
瑠璃光院へのアクセス方法を、公共交通機関と車の場合に分けてご紹介します。
瑠璃光院には専用駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨されています。
電車でのアクセス
- 叡山電鉄 叡山本線「八瀬比叡山口駅」下車、徒歩約５分
京都駅から行く場合は、JR奈良線で東福寺駅へ行き、京阪本線に乗り換えて出町柳駅へ。そこから叡山電鉄に乗るルートが一般的ですね。
バスでのアクセス
- 京都バス「八瀬駅前」バス停下車、徒歩約７分
京都駅や四条河原町などから、八瀬方面行きのバスが出ています。
車でのアクセス
- 専用駐車場はありません。
- 周辺のコインパーキングを利用することになりますが、特別拝観期間中は大変混雑し、駐車できない可能性が高いです。
やはり、電車やバスで行くのが安心でしょう。特に紅葉シーズンは、周辺道路も渋滞することが予想されます。
体験談：僕が瑠璃光院で感動した秋の風景
僕も数年前の秋、念願だった瑠璃光院の特別拝観に行ってきました。
予約開始日にスタンバイして、なんとか希望の日時を確保。当日は叡山電車に揺られて八瀬比叡山口駅へ向かいました。駅から瑠璃光院へ続く小道も風情があり、期待が高まりますよね。
門をくぐり、順路に従って書院へ。そして、あの有名な２階の書院に足を踏み入れた瞬間、思わず息をのみました。磨き上げられた床や机に、燃えるような紅葉が映り込む「床もみじ」「机もみじ」。 まるで一枚の絵画を見ているようで、その美しさは想像をはるかに超えていましたね。
正直、拝観料２，０００円は安くないと思いましたが、あの景色を見れば納得です。むしろ、この静寂と美しさを保つためには必要な対価なのだと感じました。
一つだけ注意点を挙げるとすれば、やはり混雑でしょうか。僕が行ったのは平日でしたが、それでも書院の撮影スポットには順番待ちの列ができていました。週末はもっと混雑するでしょうね。それでも、譲り合いながら、皆その絶景を目に焼き付けていました。
庭園自体も素晴らしく、「瑠璃の庭」や「臥龍の庭」をゆっくり散策する時間も格別でした。日常の喧騒を忘れさせてくれる、まさに特別な空間。拝観時間が限られているからこそ、より一層その一瞬一瞬が貴重に感じられました。
割引がないのは少し残念ですが、それを補って余りある感動が得られる場所です。緻密な計画と予約さえクリアすれば、きっとあなたにとっても忘れられない体験になるはずですよ。
瑠璃光院に関するよくある質問
拝観はいつでもできますか？
いいえ、瑠璃光院は通常非公開で、春と秋の年２回行われる特別拝観期間中のみ拝観可能です。期間は毎年異なるため、公式サイトでの確認が必要です。
写真撮影は可能ですか？
はい、書院内での写真撮影は可能ですが、三脚の使用や、特定の場所での長時間の占有は禁止されています。他の拝観者の迷惑にならないよう配慮が必要です。また、庭園など一部撮影禁止の場所もあります。
車椅子での拝観は可能ですか？
残念ながら、瑠璃光院は山の斜面に建てられており、階段や段差が多いため、車椅子での拝観は難しい状況です。介助の方がいても同様です。
再入場はできますか？
いいえ、再入場はできません。
支払い方法は何がありますか？
拝観予約時のオンライン決済が基本となります。クレジットカードなどが利用可能です。現地での支払いが発生するかどうかは、予約時の案内に従ってください。
瑠璃光院の割引券・クーポンのまとめ
今回は、瑠璃光院の拝観方法や料金について詳しく解説しました。
一般的な割引券やクーポンは存在しませんが、春と秋の特別拝観期間に、公式サイトから事前予約をすることで拝観が可能になるという点が最も重要ですね。
拝観料は２，０００円と安くはありませんが、あの唯一無二の美しい景色と静謐な空間を体験できる価値は、多くの人にとって計り知れないものでしょう。
割引がないからといって諦めるのではなく、特別拝観のチャンスを逃さないよう、しっかりと情報をチェックし、計画的に予約することが大切です。
瑠璃光院のさらに詳しい情報については、公式サイトを確認してみてくださいね。
京都には他にもたくさんの魅力的な観光スポットがあります。他の割引情報も探しているなら、京都府の割引券・クーポンまとめ のページも参考にしてみてください。
この記事には広告を含む場合があります。