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レポートを書く時に悩みがちなのが構成や書き方。
レポートを書いたり学ぶ機会はそれほど多く無いので、いざ大学でレポートを書こうとしても手が進まないことってありますよね。
でも、実は大学のレポートには鉄板の構成・書き方があるんです。
なぜなら過去に膨大な数の大学のレポートを始めとする文章が生まれているので、良い文章の構成や書き方は既に分かっているからなんですね。
レポートの構成を知ってしまえば後は書き上げるだけですから、とても楽に大学のレポートを書けるようになりますよ。
レポートの構成①:序論・本論・結論型
最もオーソドックスなレポートの構成が「序論・本論・結論型」。
この型は自然な流れで導入から主張内容や理由を伝えて最終的な結論を伝える書き方です。
構成1:序論
レポートの序論では、まずレポートのテーマを選んだ理由やそのテーマに対する一般論を書きます。
そしてこの後のレポートで展開していく論理の起点となる問題提起を行います。
この書き方によって、読み手はあなたがレポートを書いた背景を理解できるので、共感や興味を持ってレポートの続きを読めるんですね。
序論の最後では本論へスムーズに流れるように、本論のあらすじを簡単に紹介しておくと良いかと思います。
構成2:本論
レポートの本論ではあなたの考え方を伝えると同時に、調査した内容や参考文献を適宜示しながら客観的事実を書きましょう。
序論で問題提起しているので、この問題に対するあなたの見解と根拠も盛り込みます。
また、読み手はあなたの見解に根拠があったとしても様々な反論が頭に思い浮かぶもの。
だからあなたの意見とは異なる考え方についても紹介しながら、その考え方に対するあなたの見解を書いていくとレポートに厚みが出る構成となっていきます。
構成3:結論
レポートの最後の構成となる結論パートでは本論で書いてきた具体的な内容を要約して再整理します。
どのような書き方で本論を上手く構成しても一度読んだだけでは全てが伝わるわけではありません。
だから結論パートで改めて大切な主張を要約してリマインドするのです。
レポートの中で一番大事な主張を重ねると共に、レポートで取り扱ったテーマに関する今後の展望まで踏み込んで書けると良いですね。
序論・本論・結論型のレポート構成例
序論
レポートの構成を考えるのは難しいと思われがちです。でも良いレポートの書き方には決まった構成パターンがあるんです。
本論
レポートの構成を序論・本論・結論の3つのパートに分けることで自然なレポートが出来上がります。例えば◯◯という定番の文章も、構成を見てみるとこの3つのパートから書かれていることが分かります。
結論
鉄板の構成を活用して簡単にレポートを仕上げましょう。これがレポートの書き方のポイントです。
レポートの構成②:PREP型
PREP法は「Point」「Reason」「Example」「Point」の4つの構成にする書き方です。
構成1:Point
レポートの要約を書くパートです。
ここで最初から結論を述べることがPREP法の大きな特徴になります。
構成2:Reason
最初に提示した結論の根拠となる理由を説明します。
構成3:Example
結論と理由を述べても伝わらない場合を想定して、具体的な例を示しながら説得力を高めるパートです。
構成4:Point
最後に改めて結論を伝えます。
PREP型のレポート構成例
Point
簡単なレポートの書き方は、鉄板の構成に当てはめる方法です。
Reason
なぜなら良いレポートの構成パターンは既に分かっているからです。
Example
例えばPREP法の構成に当てはめると、レポートの結論が伝わりやすいので読み手にとって分かりやすいレポートに仕上がります。
Point
鉄板の構成に当てはめる書き方によって、レポートはグッと簡単に仕上げることができるようになります。
レポートの構成③:起承転結型
起承転結も鉄板の構成ですね。
レポートの書き方にも当てはめやすいのですが、PREP法とは真逆で結論が最後になる点には注意が必要です。
長い文章で結論が最後まで出て来ないと読み手にとっては難しく感じてしまうからです。
構成1:起
レポートのテーマに関する一般論と問題提起を書くパートです。
構成2:承
提起した問題に対する見解を書くパートです。
構成3:転
あなたの見解に対する反論と、その反論に対するあなたの見解を書きます。
構成4:結
ここまでを総括し、最終的な結論を伝えます。
起承転結型のレポート構成例
起
レポートを書くのは難しいと思われがちですよね。
承
でもレポートには鉄板の構成や書き方があるんです。
転
レポートに使いまわせる構成なんて無いという意見もありますが、過去のレポートにも確かに決まった構成があることは調べてみると明らかです。
結
だから鉄板の構成を真似るという書き方によって、レポートは簡単に書けるのです。
本文以外で必要なレポートの構成
レポートは本文につい集中しがちですが、その他の構成についても忘れずにしっかりと抑えておく必要があります。
レポートの表紙を作る
レポートには表紙も用意します。
大学生の場合は大学名や学部名、学籍番号と学年、氏名とレポートの作成日も忘れずに記載しましょう。
レポートのタイトルを用意する
何をテーマにしたレポートなのかが明確に伝わるタイトルを考えましょう。
可能であれば、内容を明確にすると同時に読み手が興味を持つように工夫を加えると魅力的なレポートのタイトルに仕上がります。
文字数指定の有無を確認する
大学のレポートなどでは文字数の指定がある場合もあります。
その場合は指定文字数の±10%以内に抑えましょう。
5000文字指定の場合は、4500文字から5500文字でレポートを仕上げます。
参考文献を明記する
レポートを書く際には様々な情報を参考にしながら書き進めます。
そこにはレポートを作成する際に参考にした資料があれば、必ず参考文献を明記しましょう。
レポートの最後に参考文献リストを付けておくのが一般的です。
レポートの構成で重要な「はじめに」
大学のレポートを書く際やビジネスレポートを書く際に、レポートを構成するいくつかのパートの中でも特に重要なのが導入部分。
「はじめに」といった、レポートの書き出し部分ですね。
文章を読み始めた時に読み辛いと感じられてしまうと、レポート全体に対する印象が悪くなってしまいます。
対策として、「はじめに」に当たるパートではなるべく短い文章でリズム良く読めるように書きましょう。
テンポよく読み始めるとその先までポンポンっと読ませることができるのです。
[kanrenc id=”139″]レポート構成・書き方のまとめ
以上、レポートの構成や書き方についてご紹介しました。
大学のレポートやビジネスレポートでなかなか書けないのは、実は内容が浮かばないというよりも構成が決まらないことが原因です。
既に良いレポートになる構成が分かっているので是非”型をパクる”ことでレポートをサクサク書き上げて下さい。
構成をトレースすること。
これがレポートに限らず、文章を早く仕上げる鉄板の書き方なので参考にしてみて下さいね。